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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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カトマンズ 子供たちの素顔‐06 肖像‐01
カトマンズ 子供たちの素顔‐06 肖像‐01 1

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 カトマンズにやって来て いつも思うことであるが、いわゆるカトマンズ庶民の
 子供たちの顔を見ていると 子供でありながら、人間としての一人前の顔を
 していることである。
 かといって 変に大人びているかと思うと そうではなく 素直で人懐こいのである。
 貧しい生活の中でも明るさを失わないのはどういう訳だろうと不思議に思うこともある。
 貧しくても 充分な家族や地域の優しさに包まれているのだろうか。

 日本では 少子化の影響で 子供たちの姿を見かけることも少なくなったが、
 カトマンズ庶民の子供たちのように はっきりした一人前の人間としての輪郭を
 持つ子供たちの姿を見かけることは少なくなってきている。

 貧富の差の激しいカトマンズでは 彼らの親たちも生きることに精一杯だ。
 野菜は高騰し、値段は半年前の2倍近くなっている。
 別段 農産物の生産量は落ちていないにもかかわらず、インスタントラーメン、
 菓子類はさほど、値上がりしていないにもかかわらず、庶民の台所を支える
 野菜だけは 異常に値上がりしている。
 どうも中間業者が この値上がりに関係しているともっぱらの噂である。
 新しく出来たネパール共産党(エマーレ)、ネパール国民会議派中心の政府も
 この野菜の値上がりに対して 対策を立てようとしない。
 貧乏人は 餓死しろとでも言うのと同じである。

 親の必死の生活の自衛努力を見ていれば、その子供たちもいい加減な気持ちでは
 生活できない。
 何とか親の手助けをして 家族の生活を支えようとするものである。
 そんな子供たちの背景にある生活が 子供たちの姿・形・表情に影響を与えているに
 違いない。
 どんな苦しい生活であっても あきらめず生き抜くこと、こうした人生に対する姿勢は
 子供の頃から 養われていくものだ。

 貧富の差のみならず、カースト、民族間の差別の存在するネパールでは 
 子供たちだって ぼーっとしていれば いつまで経っても 貧しさから這い上がる
 ことは出来ない。

 こんな社会の中で健気に生きているネパール庶民の子供たちの表情が 私は好きである。
 苦しい生活、虐げられた生活の中で 親を支えようとするたくましさ、それでいて
 決して 素直さは忘れていない。

 生活の底辺にいる人たちの大半は 先住民族や低カーストの人たちである。
 あるいはタライ地方で 農奴に近く暮らしを強いられてきた小作農民たちである。
 村では食べることが出来ないから カトマンズに仕事を求めて、家族ごと移動してくる。
 タマン族、マガール族、ライ・リンブー族、ダマイ(縫製職人)、カミ(鍛冶屋)、
 マジ(漁師)、サルキ(皮職人)、カサイ(堵殺と肉の商い)、デワーレ・チャミ(掃除人)
 などのダリットと呼ばれる低カーストの人々、そして その子供たち、何はともあれ、
 生き抜くことが先決なのだ。
 生き抜くことに負けてしまえば、餓死か物乞いの生活しか残っていない。
 昔は ネパールではどんなに貧しくても 餓死することはないと言っていたネパールも
 それが成り立たない社会になってきている。
 カトマンズの人口増加は それに拍車を欠けている。

 それでも家族とともに生活できる子供たちは まだ救いがあるが、外国人旅行者の
 集まるタメル地区に徘徊するストリートチルドレンの状況は最悪である。
 村から逃げ出してきたのはいいが、面倒な仕事など使用とせず、徒党を組んで物乞い、
 そして シンナー遊びの生活に落ち込んでしまう。
 ここ10年、ストリートチルドレンは増える一方だが、政府は全く対応しようとしない。
 政治家たちは 自分たちの財産作り、贅沢に精を出しているだけだ。
 全くの税金泥棒、外国からの援助金泥棒である。

 高級住宅を手に入れ、高級自動車を乗り回し、電気製品に囲まれ、快適な生活を
 している政治家、官僚たちの目は いつまで経っても虐げられている人には
 目を向けない。
 安定した社会システムが壊され、その矛盾の中で苦しむのは 底辺に生きる人たちで
 あり、その子供たちである。
 子供たちの明るい笑顔だけが 救いのカトマンズである。


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カトマンズ 生き抜く人々 | 13:31:26 | Trackback(0) | Comments(0)
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