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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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カトマンズ 夕闇に向かって
カトマンズ 夕闇に向かって 1

カトマンズ 夕闇に向かって 2

カトマンズ 夕闇に向かって 3

カトマンズ 夕闇に向かって 4

カトマンズ 夕闇に向かって 5

カトマンズ 夕闇に向かって 6

カトマンズ 夕闇に向かって 7

 昨日から ネパール暦のサウンという月の1日に入った。
 雨期の始まり、田植えの月のアサールも 期待するほどの雨も降らず、
 1年のうちで もっとも雨が多い7月も半分を過ぎてしまった。
 まとまった雨が降らない。
 1日1時間ほどのスコールがあると、次の日は晴れるといった繰り返しで、
 田植えの終わった田んぼを見ても 水などは溜まっていない。

 こんな天候の毎日であるが 相変わらず、雲の変化だけは素晴らしい。
 雨をもたらす雲であれば いいのだが、期待ばかりを募らせる雨をもたらさない
 雲である。

 夕方近くなって、いつもの散歩コース バグマティ川沿いに歩いていく。
 西の空には 湧きあがる雲が 墨を流したような姿を見せている。
 まさに墨絵の世界である。

 田んぼの脇の道を通って、河川敷の広場に入っていくと 子供も若者も サッカーに
 興じている。

 そのグランドを抜けて 先日 見かけたインド人の子供たちが戯れていた草原まで
 足を伸ばしたが、ひっそりと静かで 子供たちの姿はない。
 草原の向こうの雑木林の木のてっぺんで カラスたちが 夕暮れ時の光の中で
 忙しげに飛び回っている。
 飛び立ったと思えば、又、木々の上に戻ってくるといった繰り返しである。

 ふと後ろを振り向くと 東の空に うっすらと虹がかかっている。
 雲の切れ間に わずかばかりに姿を見せた虹である。
 何かいいことでもあればいいなと願うが どんなものだろう。
 しかし、自然のくれる贈り物は有り難いものである。
 心が豊かになったような気持ちになれる。

 西の空の夕陽も 川向こうのシバ寺院の後ろの雲の中に沈もうとしている。
 毎日姿を変える夕暮れのこの光景は きっといつまでも私の記憶に刻み込まれるに
 違いない。
 雨期の夕暮れのカトマンズの風景は 叙情的で 心の奥底まで染み入ってくる。

 河川敷を離れ、再び 大通りに出ると 一人の少年が 凧を揚げている。
 巧みに糸を操り、空高く 凧は舞い上がっている。
 少年の顔を見ると 去年のダサインの祭りの頃も 毎日のように凧を揚げていた
 少年だ。
 1年近く経つと あどけなかった顔つきも 少年らしい顔つきに変わっている。
 子供の成長は 早いものだ。
 目が合うと 私のことを憶えていたらしく 笑いかけてきた。
 
 10月のダサインの祭りには 早い凧揚げだが、今は 子供たちの間では
 流行になっているようだ。
 コンピューターゲームに夢中になるより 余程 健康的だ。
 五感を使って世界と総合的に関わる力は 先進諸国の子供たちの
 欠けている能力の一つだ。
 暮れなずむ空を見上げながら 凧を操る少年の心には 何が刻まれていくのだろう。
 意識はしていないかもしれないが 自然そして 世界との一体感には包まれているだろう。

 夕陽はすっかり雲の中に隠れ 夕闇だけが迫ってきた。
 この夕闇に包まれて 遠い昔の自分の少年時代へと 心は向かっていった。


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カトマンズ バグマティ川の辺にて | 02:31:18 | Trackback(0) | Comments(0)
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