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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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カトマンズ 曇りの日には
アジアの街角 1枚の写真から‐66 カトマンズの下校時には 1

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アジアの街角 1枚の写真から‐66 カトマンズの下校時には 10

 夕方6時から8時までの計画停電のつもりでいたら、夕方4時から突然の停電、
 周りを建物に囲まれた私の住んでいる建物は 停電になったら、昼間でも薄暗い。
 ここに越してきた16年前には 南側、西側、北側には高い建物はなく、日当たりも
 良かったが、16年の間に4階建ての建物が出来、昼間でも日が射さなくなって
 しまった。

 そんな訳で停電になると 夜は別として 昼間は外に散歩に出かけることになる。
 外に出ると すっかり曇り空で 今にも雨が降り出しそうな気配である。
 通りに出て お馴染みの雑貨屋に行き、バウン族の店の主人と話をすると、
 「今日は蒸し暑いから、雨が降るだろうと待ち続けているが、なかなか降ってこない」
 と嘆いている。
 すぐにも雨になりそうな空模様であるが 雨は降ってこない。

 雨に降られる心配があったけれど、バグマティ橋まで散歩に行くことにした。
 橋の上に立つと 西の空と東の空に少し晴れ間が残っているが、それ以外の場所は
 黒い雨雲に覆われていることがよくわかる。
 橋を渡り、バグマティ川の岸辺にあるナラヤン寺院の中庭を通って、バグマティ川の
 岸辺へと出る。

 寺院を囲む建物の周りには いつものように猿の母子が侘しげに座り込んでいる。
 この物価高にあえぐ世相では 猿たちの餌も 減っているのだろう。
 この寺の中に住みついている人たちのお余りだけでは十分ではないのだろう。
 この寺に住みついているサドゥーたちの生活も 喜捨が減り、楽ではないだろう。
 猿たちの餌は サドゥーたちの食事のお余りである。

 橋の下近くまで行ってみると 向こう岸から牝牛が 川を渡ってくる。
 川のこちら側にある草を求めてだろう。
 いつもの日課のようだ。

 雨に降り込まれても困るので 急いで家路に向かうことにした。
 果物がなくなっていたので 通りの入り口にあるタマン族のおばあさんのところで
 梨を買う。
 1キロ40ルピー(約50円)、去年は25ルピーだったが、この物価高、文句も
 言えない。
 梨を抱えている途中、顔見知りのマンゴ売りに出会う。
 目が合ったら仕方がない、ここでもマンゴを買うことにした。
 1キロ60ルピー、マンゴは最盛期を迎えているのに 少しも値が下がらない。

 2キロの果物を抱え、家に向かう途中、道の真ん中に木が立てかけてある。
 道の中央が陥没し、そこへ自転車やオートバイがはまり込まないための注意である。
 このところの雨で、アスファルトの下の土が流れ出してしまったらしい。
 政府の修理など期待できないから、このままの状態がしばらく続くのだろう。
 ずいぶん前のことであるが 暗い夜道を自転車で帰っていると、私の前を走っていた
 自転車が 突然ひっくり返ったことがあった。
 道の真ん中に大きな穴があったのである。
 その穴は 水道工事の穴で、夜になっても工事が終わらず、穴の開いたまま放置して
 いたものだった。
 私が先を走っていれば、私が自転車ごと穴の中に突っ込んでいただろう。
 翌日は やはり、大きな木の枝が立てかけてあった。
 ネパール風といえば、ネパール風のやり方である。

 家に近づいてくると 目の前を 母娘が歩いている。
 母親の両手には水の入ったポリタンク、幼い娘の手をしっかり握って歩いている。
 この前出来た手押しポンプから水を汲んでの帰りなのだろう。
 子供は 親の背中を見て育つというが、これはまさにその見本である。
 苦労して生活している親の姿を いつも身近に見ていれば、親の有り難さも
 身にしみて理解するだろう。
 そんな基本的な親と子の関係が カトマンズ庶民の間には残っている。
 この母娘の後姿を見ていると、豊かな母娘の信頼関係が育つに違いないと思えてくる。
 あと何年かすれば、母親を手伝って、この幼い娘が水汲みをするようになることは
 確かである。
 一緒に歩く二人の姿の中に 幼い娘の自立、自活への萌芽が隠されている。

 雨が降るか降るかと、待ちわびていたが 雨が降り出したのは 計画停電の終わった
 午後8時過ぎだった。


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カトマンズ バグマティ川の辺にて | 16:20:23 | Trackback(0) | Comments(0)
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