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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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アジアの街角 1枚の写真から‐64 水溜り
アジアの街角 1枚の写真から‐64 水溜り

 カトマンズとパタンを結ぶバグマティ橋を越えて パタン側に入ると 
 ハヌマン・タンと呼ばれるラーマヤナで知られる猿の王 ハヌマンの像が置かれている
 場所がある。
 クポンドールの大通りからこのハヌマンの像の横を右に曲がると 私がいつも通って
 いる道に入る。

 この道、雨期に入り、雨が降り続くと ちょっとした難所になる。
 この道筋、水溜りがいたるところに出来る。
 何年かごとに アスファルトを敷いて整備しているが 道の中央に政府の水道局の
 水道管が埋め込まれており、新しい家が出来ると 家に水道を引くために 道路を
 掘り起こすことになる。
 掘り起こした後、元の状態に戻せばいいのだが、ただ掘り起こした跡に
 土だけをかぶせて置くだけだから そこから道が痛み始め、そこがいつの間にか
 大きな水溜りの原因になる。
 水道の敷設にやってくるのは 政府に委託された業者、水道の敷設を頼んだ家主は
 工事費は支払い済み、本来ならこの業者がきちんと元の状態に戻すのが当然だが、
 そこまではやる気はないようだ。
 この地区の住民たちも仕方がないとあきらめているようだ。

 つい2年前に 道路拡張工事が始まったが、途中で予算がなくなり、そのまま
 放りっぱなしで 道路を広げたのはいいが、電柱は以前のままに据え置かれたままで
 あるから、不自然な状態のままにある。

 ネパールの仕事の大半はすべてこのようなもので 途中で予算がなくなると、
 中止になる。
 大きなプロジェクトであれば、予算は十分にあったはずなのに いつのまにかに 
 政治家や官僚の懐に入り、途中で予算不足になり、工事が中断してしまい、他国の
 援助を待つといったこともしばしばである。

 それが 私がいつも通うこの道に象徴されているわけだが、この頃は これは 
 ネパール方式なのだと気にしないことにしている。
 他国からの援助を期待していれば、責任を持って仕事を遂行しないというのも
 当然のことで 税金を払っていない国民が多数を占めるこの国では 国民の不満も
 大きくならない。
 汚職の多いこの国の政府 皆 如何にして 政府に払う税金を少なくするか
 そればかりを考えている。
 儲かるのは 税金の額を減らすために賄賂をもらっている税務署の職員ばかりである。

 確かに水溜りの多い道を歩くことは 不便なことには違いないが 
 耐えられない不便さではない。
 そんなものだと納得すれば、大して気にならなくなるから不思議である。

 便利さばかり追求していると 不便さに対する耐久力がなくなる。
 便利さには お金がかかるのである。
 多少の不便さを受け入れる心構えもなくして エコーなど遠い話である。
 戦後 アメリカ式のモダンライフを求めて、消費社会にどっぷりと漬かってしまった
 日本であるが この経済不況の中では 別の生活の仕方を考える必要があるだろう。
 経済成長という神話が 国民全体に何をもたらしたのか、ここ10年の経済成長が
 本当に国民一人ひとりに 幸福をもたらしたのか もう一度 しっかり考えなくては
 ならない。


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アジアの街角 1枚の写真から | 02:11:37 | Trackback(0) | Comments(0)
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