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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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カトマンズ 子供たちの素顔‐05 仕事
カトマンズ 子供たちの素顔‐05 仕事 1

カトマンズ 子供たちの素顔‐05 仕事 2

カトマンズ 子供たちの素顔‐05 仕事 3

カトマンズ 子供たちの素顔‐05 仕事 4

カトマンズ 子供たちの素顔‐05 仕事 5

カトマンズ 子供たちの素顔‐05 仕事 6

カトマンズ 子供たちの素顔‐05 仕事 7

カトマンズ 子供たちの素顔‐05 仕事 8

 カトマンズのこの時期は トウモロコシの季節である。
 路上では 道行く人たちを相手に トウモロコシを焼いて売る人たちがいる。
 カトマンズとパタンを結ぶバグマティ橋のパタン側では いつも三人の
 焼きトウモロコシ売りがいる。

 一番の古株は マガール族のおばあさん 去年もその姿を見かけた。
 あとの二人はタマン族の女性だ。
 その中の一人は 昨年の春、まだ水の冷たいバグマティ川の中に入って、
 川砂を運んでいたが、今年からは焼きトウモロコシ売りを始めたようだ。

 マガール族のおばあさんには 娘と孫がいる。
 娘も同じように焼きトウモロコシを売っているが、バグマティ川沿いに出来た
 道路脇で商いをしている。 
 おばあさんの商いをしている場所から4百メートルほど離れている。
 そこは 私の住んでいる家から近いので 娘さんの姿はよく見かける。
 先日は学校が休みだったせいか、娘さんの二人の子供が トウモロコシを焼いていた。
 親子三代に渡っての焼きトウモロコシ売りである。
 火の加減を見るのも、トウモロコシを上手に焼くのもなかなかのものである。

 橋の上には タマン族の女性が トウモロコシを焼いては売っている。
 タマン族にしては あまりに肌の色が黒いので 南ネパールのタライ地方から
 やって来たタルー族だと思っていたら、違っていた。
 その息子も タマン族にしては 色が黒いのである。
 母親が忙しいと、トウモロコシを焼いていることがあるが、たいていは小さな妹を
 おぶったり、抱いたりして面倒を見ている。
 皆 食べるために精一杯で トウモロコシを売ってやっと生活しているようだ。
 トウモロコシの季節が終わったら、どうするのだろうと心配になる。

 おばあさんは トウモロコシの季節が終わったら、橋の下にある野菜市場の片隅で
 青菜を売っている。

 カトマンズでは 多くの子供たちが大人に混じって働いている。
 父親から学びながら、ムリというインド風のおやつを売る子供、どうもネパール・
 インド国境あたりからやってきているようだ。

 路上に座り込み 飴玉、タバコなどを売っている子供もいれば、乗り合いティンプーの
 車掌をしてお金を稼いでいる子供もいる。
 ローカルなネパール人のための食堂で 皿洗い専門の仕事をしているマガール族の
 子供もいる。
 可哀想だなと思ってはいけない。
 貧しい家庭の子供は こうやって仕事を覚え、技術を身につけ、生活するための力を
 身に着けていくのである。

 国がすべての国民に仕事を用意してくれない以上を 自分で仕事を見つけ出し、
 食べていかなくてはならない。
 中途半端な教育は 身体の動かない怠け者を作り出すだけである。
 読み書きそろばんは 人に騙されないためには必要なものだが、それ以上の教育を
 受けても 働ける事務職など限られているし、親戚・縁者のつてが必要だ。
 私の住んでいる大家の息子は もう28歳になるが、短大を出ていても 
 未だに仕事を手にすることは出来ない。
 親も子もカトマンズ生まれのカトマンズ育ちであっても 身体を使う仕事を
 嫌がっていては 仕事は見つからない。
 教育がすべてなどというのは 全くの嘘であることがよくわかる。

 学校以外の場所で生きる力を養うというのも ひとつの教育の形である。
 学校教育という枠の中で学ぶことが好きでなければ、いくら長く学んでも効果はない。
 多少苦しくても 大人に混じって社会の中で生きる技術を身につけることは
 発展途上国という現実の中では 有効な方法である。
 先進国の価値観をそのまま信じてしまうと 大人になって生活できないこともある。
 親が金持ちであれば、遊んでいてもどうにかなるだろうが、
 貧しい家では そういうわけにはいかない。
 知恵と好奇心があれば、どこでも学びの場所なのである。


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カトマンズ 生き抜く人々 | 18:25:34 | Trackback(0) | Comments(2)
コメント
ブータン協力隊行ってました
懐かしい風景、映像ですね・・
隊員時代、2回ほどカトマンズ行きましたよ。
今は不遇の人生@日本なので、しばらくぶりにブータン、ネパール、インド辺りに行ってみたい心境です。
2009-07-08 水 10:29:09 | URL | ぽんぽん [編集]
Re: ブータン協力隊行ってました
ブータン、ネパールと日本の生活感覚の格差には 戸惑いを感じることでしょう。
今の日本は特にそうですね。

私もネパールにやってくると 人間そのものを感じることが出来て ほっとできるところもあります。
特に庶民と呼ばれる人たちが精一杯生きている姿には いつも心を奪われてしまいます。
たくましいなという一言です。
生きる原点のようなものを感じます。
2009-07-08 水 11:10:28 | URL | ひかるの [編集]
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