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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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カトマンズ インドからやって来た子供たち‐03 その素顔
カトマンズ インドからやって来た子供たち‐03 その素顔 1

カトマンズ インドからやって来た子供たち‐03 その素顔 2

カトマンズ インドからやって来た子供たち‐03 その素顔 3

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カトマンズ インドからやって来た子供たち‐03 その素顔 8

カトマンズ インドからやって来た子供たち‐03 その素顔 9

カトマンズ インドからやって来た子供たち‐03 その素顔 10

 パタンとカトマンズのテクを結ぶ黒い鉄製の吊り橋のパタン側の橋の袂では
 ビニールを張った粗末なバラックが建ち並び、そこには 多くのインドから
 仕事を求めてカトマンズまでやって来たインド人の家族とその子供たちが
 生活している。

 大人たちがゴミ山の中から見つけ出した廃品を整理する側らで 子供たちは
 兄弟や近所の仲間たちと遊び戯れている。
 彼らは ネパール人の子供たちとは違って、警戒心が強い。
 インドから逃げ出すように 家族とともにカトマンズにやって来ても、
 決して 豊かな生活はなかった。
 どこかにネパール人たちの冷たい視線を感じながらの生活である。
 それは子供たちにも 影響を与え、容易には人を信頼できないことを伝えることにも
 なっているようだ。
 その警戒心を持った目は 年齢が大きくなればなるほど、強くなるようだ。
 しかし、このビニール張りのバラックの中には 15歳を超えるような子供たちの
 姿は見えない。
 皆 自立できる年齢になると この場所を離れていくのだろうか。

 写真を撮ろうとすると、一人の少女の厳しい視線に出会う。
 こうした視線は ネパール人たちにはないものである。
 他人に対して不信を抱き、心を許さない心が その視線の向こうには隠れている。
 それは未来に希望を持つ若い少女の優しい眼差しではなく、野性味あふれた動物の
 持つ眼だ。
 ここで生活し、育った子供たちの心の軌跡は 先進諸国の少年少女たちのものとは
 はっきり異なったものだ。
 生きる環境が違い、出会う体験が異なれば、いわゆる子供らしいという概念は 
 崩れ去ってしまう。
 それほど、人間とは 多様性を持った存在であることだ。

 彼らが求めてくるお金を与えたとしても 彼らとの距離は縮まらない。
 ひたすら、話しかけていくことだけが 彼らとの距離を縮める。

 一人の少女が トラックの荷台の上に座って 粗末な昼飯を食べている。
 1番安い米を炊き、おかずといえば、カレー味の野菜炒めだけだ。
 どうもおかずのほうは 不味いらしくほとんど手をつけていない。
 「誰が作ってくれたのか」と訊くと 「自分で作った」と答える。
 「凄いな! 自分で料理が出来るの。えらいな。君と同じぐらいの日本の子供は
 そんなこと出来ないよ。何歳なの?」と尋ねると 「9歳だ」と言う。
 そんな会話を進めていくうちに 緊張が 少しずつ和らいでくるのがわかる。
 実際には12歳ぐらいと思えるが 自分の本当の年齢はよくわからないようだ。
 周りにいた子供たちも 自分も料理が出来るといい始める。
 皆 親たちが忙しいと 自分で料理をするのだろう。

 以前にも近くの林の中で 女の子たちが数人集まって、薪を拾い集め、火を起こし、
 昼食の用意をしていたのを見かけたことがある。
 やはり この女の子が食べているのと同じように 米の飯とカレー味の野菜炒めだった。
 魚・肉などのタンパク質など どこにも見当たらない。
 インド人は 菜食主義者であるといっても 牛乳、チーズ、ダール(豆汁)から、
 タンパク質を補給するが、そんなものすらない 粗末な食事の姿だった。

 ゴミ捨て場から少し離れた草叢の一隅で 女の子たちが集まって、何かを作っている。
 近づいていき、よく見ると 粘土を使って、何かを作り上げて遊んでいる。
 ここに住むインド人の子供たちの流行の遊びらしく、皆 粘土遊びに熱中しているようだ。
 幼い子供ほど 愛想がよい。
 カメラを向けられることにも抵抗はない。
 大きくなるにつれて 世間の冷たさ、自分の置かれている生活に気づくにつれて、
 頑なさを増していくのだろうか。
 そのくらいこのカトマンズで置かれている彼らの状況は厳しい。

 私は教育万能主義者ではないが、最低 読み書きそろばん程度は 必要だ。
 しかし、インドからやってきている彼らには公教育の機会もなく、
 又、親たちにも私立学校へやるだけのお金の余裕もない。
 経済発展著しいインドではあるが、インド政府の手はここまでは及ばない。
 これからの子供たちの未来に何が用意されているのかは わからないが、
 ひたすら 自分たちの力で 未来を切り拓いていくより道はない。
 彼らにとって、国というものがどれだけの意味を持っているのだろう。
 強さだけが彼らを支えていくのである。



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カトマンズ バグマティ川の辺にて | 14:08:17 | Trackback(0) | Comments(0)
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