■プロフィール

ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

■最近の記事

■Automatic translation WEB site
■最近のコメント
■最近のトラックバック
■月別アーカイブ
■カテゴリー

■FC2カウンター

■あしとも

■ブログ内検索

■RSSフィード
■リンク
■ブロとも申請フォーム
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
カトマンズ バグマティ川岸辺の雑木林の中で
カトマンズ バグマティ川岸辺の雑木林の中で 1

カトマンズ バグマティ川岸辺の雑木林の中で 2

カトマンズ バグマティ川岸辺の雑木林の中で 3

 夏の暑い陽射しの中を バグマティ川に架かる鉄製の吊橋を渡り、
 カトマンズ側の岸辺を歩き始める。
 シバ寺院を通り過ぎ、スクムバシ(スラム)の中を通り抜け、7,80年前に
 ラナ家によって建てられた時代がかったレンガ造りの公立学校の前のグランドを
 抜ける。
 紫外線の強いカトマンズの陽射しの強さにげんなりしながら、歩いていると
 目の前に 雑木林が広がっており、木陰に覆われた雑木林の中を 涼しい風が
 吹き抜けている。
 雑木林の裏手には ネパール国軍の宿舎がある。
 小さな雑木林ではあるが、その宿舎があるために 手付かずのまま、雑木林として
 捨て置かれたのかもしれない。

 この雑木林の中は 別世界になっており、時間の流れも緩やかになっているようだ。
 3人の兄弟らしい子供たちが 緑の草の上に座り込み、そのそばでは母親らしい女性が
 草を刈っている。
 家で飼っているヤギや牛のえさのためらしい。

 私が 子供たちにカメラを向けても 全く警戒心を起こすことなく、愛らしい笑みを
 浮かべている。
 その笑みには 大人に対する絶対的な信頼が表れている。
 静かな 静かな子供たちである。
 日本では こんな表情の子供たちを見なくなって久しい。

 カトマンズが 都会でありながら、田舎の要素を持っている珍しい場所である。
 カトマンズの中心部は 人や車でごった返していて、心の休まる場所を見つけ出すのは
 難しくなってしまったが、カトマンズの中心から2キロも離れていないこの川の
 岸辺には まだ こんな緩やかな時間の流れと子供たちの天使のような笑みがある。
 一昔前のカトマンズの子供たちの姿だ。

 人は大切なものを失ってしまうと、大切なものが何だったのかすら忘れてしまう。
 日本では 多くの大切なものを失ってしまったが、大半の人々はその大切なものの
 記憶すら失ってしまっている。

 人間の浅ましさばかりが目立つ社会になってしまった。
 0歳と1歳のわが子を 暑い車の中に7時間も放置し、 熱射病で死なせてしまう
 親とは一体なんだろう。
 わが子に もの珍しい名前をつけ、それで親の役目は終わったと思っているのだろうか。
 7時間近くも暑い車の中に置き去りにする神経は 異常としか考えられない。
 日本人は多かれ少なかれ おかしくなっている。
 自分だけは違うと思っているらしいが 同じ穴の狢である。
 人間が動物的な部分として持っているはずの子供に対する保護本能が
 壊れてしまっているだ。
 このカトマンズでは 幼い子供は 必ず、大人の目の届くところにいる。
 0歳、1歳となれば、必ず親の下にいるというのが当然の姿である。
 カトマンズの寺院の猿たちだって、幼子を抱えて世話をしている。
 動物以下に成り下がっているのである。

 夏が近づくと、こんな親ともいえない親の事件が続出する恐ろしい日本だ。
 そんなことにも眼を向けない、人事のような事件として受け止め、
 明日には忘れられていく。


 この雑木林の中の3人の子供たちの笑みなど期待できない日本だ。
 日本では 子供たちにとって 大人は鬼のようなものに成り果てている。
 忘れられた大切なもの、今の日本人は取り戻すことは出来るのだろうか。


++ブログランキングへの協力をお願いします。++

  ** 忘れないで **
       ↓
日本ブログ村ブログランキングに参加しています。
**面白いと思ったらクリック**
   ブログランキング・にほんブログ村へ

人気ブログランキングに参加しています。
**面白いと思ったらクリック**
  人気ブログランキングへ



カトマンズ バグマティ川の辺にて | 17:38:40 | Trackback(0) | Comments(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。