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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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ブータン布の今昔 ブータンの帯 ケラ‐25
ブータン布の今昔 ブータンの帯 ケラ‐25 1
  ブータン  ブータンの帯 ケラ      1980年代

ブータン布の今昔 ブータンの帯 ケラ‐25 2


 ブータンの帯 ケラも1980年代に入ると その品質も落ちてくる。
 ケラの形状が 今までのような幅広の両面縫い取り織りの技法から、
 カード織りのものに変わっていき、従来の形のものは 観光客への土産物に
 なっていったからだ。

 このケラもそうした流れを受けたものである。
 黄色の地の経緯糸は インドからの工場生産の木綿糸、織り込み模様には
 インドからの工場生産のアクリル毛糸が使われ、糸も染めも工場任せのものに
 変わっている。

 紋様の織り込みも 決まったパターンが連続しており、創意工夫が感じられない。
 王族や身分の高い富裕層の特別注文がなくなり、幅広のケラは 観光客用のものに
 なり、 簡単に手早く織るというのが 当然のことになっている。

 この織物のケラを見ただけで ブータンの織物の魅力は半減してしまっている。
 織り手と注文主である着る人との関係は 失われ、お金を得るためだけの織物に
 なってしまっているのである。


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ブータン布の今昔 | 17:27:01 | Trackback(0) | Comments(0)
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