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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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カトマンズ 休日の午後の子供たち‐02
カトマンズ 休日の午後の子供たち‐02 1

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カトマンズ 休日の午後の子供たち‐02 7

カトマンズ 休日の午後の子供たち‐02 8

 スクムバシ(スラム)の東の端っこの木陰の下では この近辺に住む住民たちが 
 暑さのこもる家の中から抜け出し、涼しい風を身に受けてのんびりと土曜日の
 休日の午後を過ごしている。
 といってものんびりと過ごしているのは 大人ばかりで、子供たちは学校の宿題に
 大わらわである。

 ゴザを敷いた上に座り込み、学校の教科書とノートを置き、しきりに書き込んでいる。
 小学校前の子供たちであっても 学校の宿題は山ほどある。
 親たちに話を聞くと 公立学校ではなく、近くの私立学校に通わせていると話す。
 カトマンズの私立学校は 詰め込み式で 自分で考える力をつけるというより、
 暗記をさせることが主になっている。
 子供たちは 自分で考える力、自立して生活していくための能力は 学校の外で
 身につける。
 ネパールでは 高校卒業資格試験というものがあり、これに合格しないと 
 大学には進学できないし、これが出世への道と考えられているが、実際のところ、
 それは形ばかりで、公務員や楽な事務員の仕事の大半は 縁故が必要で、そうした職業は
 現在の支配階級の大半を占めるバウン族(僧侶カースト)、チェットリー族
 (武士カースト)に独占されているのが現状である。
 僅かでもチャンスにかけているのである。
 この木陰の下に集まっている人たちは 先住民族のグルン族である。
 彼らにとって 昔からの唯一の出世の道は イギリスの傭兵 グルカ兵になること
 だった。
 その仕事も以前に比べると 先細りのようだ。
 グルカ兵の仕事を得ても イギリス軍の前線の1番危険なところに送られ、命を失う
 危険も大きい。

 このグルン族の人たちは この集落の中でも古くから住み着いているグループの
 人たちである。
 このスラムの集落には二つのグループがある。
 20年ぐらい前から住み着いている人たちと 1年ほど前から住み着き始めた人たちの
 二つのグループがある。
 新しい住民は 8ヶ月前にマオイストが政権と取ったときに マオイストの政府で
 あれば このバグマティ川河川敷に住み着いても 追い出しはしないだろうと
 期待し、木箱をばらし、それを使って バラックを建て始めた人たちで 
 バグマティ川に近い側に住んでいる。

 ネパールの場合、スラムのような集落に住んでいるからといって、本当に生活に
 困っているとはいえない。
 というのも どんな粗末な家であっても いざ建てようと思えば、ある程度の資金が
 必要である。
 その資金がなければ、大変でも 最悪の部屋を借りての間借り生活をするより方法が
 ない。
 カトマンズでは 安い部屋を借りても 最低千ルピー以上、少し広めの部屋であれば、
 2千ルピーはしてしまう。
 この部屋代を節約するには バグマティ川の河川敷に違法に住み着いてしまうのが
 手っ取り早い方法である。
 ある意味では庶民の悪知恵でもある。

 どんな形であっても 自分の家が持てたということは 間借り生活者よりも生活が
 楽になるということを忘れてはならない。
 だから、カトマンズのスラム生活者が 貧しい人たちであるとは 一概に言えない
 のである。
 だから スラムに住みながら 私立学校に通うという子供もいるのである。
 カトマンズ盆地の外の村から カトマンズに出稼ぎにやって来た人たちが 
 カトマンズで土地を買うなど不可能である。
 彼らが住んでいるスラム周辺の土地価格は 15坪で7,80万ルピー(約百万円)
 である。
 余程のことがない限り、こんなお金を手にすることは出来ない人々だ。
 だから、ちょっと知恵の働く人間なら、まず土地確保のためにバラックを建て、
 お金が用意できるようになれば、レンガ造りの家に建て替えるという方法をとる。
 スラムに住んでいるすべての人々が そうすることが可能であるとは言えないが、
 2,30パーセントの人々は 確実にそうしている。
 そんな視点でスラムを見つめることも必要なのである。
 そうしないと 彼らよりもっと苦しい生活にある人たちのことを
 忘れてしまうからである。


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カトマンズ バグマティ川の辺にて | 22:52:14 | Trackback(0) | Comments(0)
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