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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

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ブータン布の今昔 ブータンの帯 ケラ‐16
ブータン布の今昔 ブータンの帯 ケラ‐16 1
   ブータン  ブータンの帯 ケラ     20世紀中期 ~ 1970年

ブータン布の今昔 ブータンの帯 ケラ‐16 2

ブータン布の今昔 ブータンの帯 ケラ‐16 3

 1970年以降に織られるブータンのキラのための帯 ケラにも
 大きな変化が訪れてくる。
 20世紀中期ごろには ケラの白地部分は 経緯糸に ブータンの手紡ぎ木綿糸が
 使われていたが 1970年以降になると インドからの工場生産の糸が入って
 来るようになり、工場生産の糸が使われるようになる。
 織り込みの紋様も インドからの生糸が使われ、染めも科学染料で染めたものに
 変わっていく。
 見た目には精緻で繊細で派手な色彩のものに変わっていくが、風合い、味わいの
 面からすれば、物足りなくなってくる。
 ブータン女性のキラ クシュタラ、ノシェムも同様で 派手な色彩のものが
 流行になり、キラのための帯も それに合わせて、カラフルなものになっていく。

 このケラも同様である。
 しかし、このケラは 1970年以前のものかもしれない。
 紋様には 科学染料で染められたインドからの生糸が使われている。
 ブータンに旅行した旅行者が目にするものは こうしたカラフルなケラであるが、
 まだこの時代のケラの紋様の織りはしっかりしており、丁寧な仕事ぶりが
 伺われる。


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ブータン布の今昔 | 03:39:19 | Trackback(0) | Comments(0)
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