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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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カトマンズ 路上は生きている‐02 集う者たち
カトマンズ 路上は生きている‐02 集う者たち 1

カトマンズ 路上は生きている‐02 集う者たち 2

カトマンズ 路上は生きている‐02 集う者たち 3

カトマンズ 路上は生きている‐02 集う者たち 4

カトマンズ 路上は生きている‐02 集う者たち 5

カトマンズ 路上は生きている‐02 集う者たち 6

 ネパールから 山を越え、海を越えた日本という国では 毎年4万人以上の自殺者が
 出るという話だ。
 貧しさに耐えかねてというわけではなく、孤独、孤立の中で 生きる希望を失って
 死を選んでしまうようだ。

 カトマンズの街の中を歩いていると、人々が別に何をするわけでもなく、群がって
 座り込んでいる姿を見かける。
 私の住んでいる地域にあるカトマンズとパタンを結ぶバグマティ橋の両側に小さな
 広場がある。

 パタン側の広場は ネパール人たちの領域だ。
 そこでは、1本10ルピー(約13円)のトウモロコシを焼いて売っている女たちや
 煙草の1本売り、飴玉を売っている女、荷車に炒った豆を並べて売る女もいる。
 女たちから、飴玉や焼きトウモロコシ、煙草を買い、男たちは ガードレールに
 寄りかかり、通り行く人の流れを見つめている。

 見知らぬ他人同士が ただそこにいるというだけの話だが、話しかけられることを
 拒否しているわけではなく、話しかけられれば、話に応じるだけのゆとりはある。
 仕事の話をすることもあるだろうし、郷里の話をすることもあるだろう。
 仕事を探していれば、何かいい仕事はないかと情報を集めることもあるだろう。
 周りにいる人間が 全く赤の他人であったとしても、この場所にいるというだけで
 人々が 自分が孤独で孤立しているとは感じないだろう。
 ともに同じ場所に生きているという実感はあるはずである。
 大げさに言えば、同じ世界にともにあるという共生しているという実感である。

 このバグマティ橋を渡り、カトマンズ側に行くと、そこにも小さな広場があり、
 そこでは インド人の男たちの床屋、川魚や湯で卵のフライを売っているインド人の
 女たちの露店がある。
 その周辺に座り込んでいるのは インドからやって来た男たちである。
 夕方近くなると 仕事を終えたインド人たちや仕事の情報交換のために
 やってくるインド人たちが 増えてくる。
 どこかにインド人同士助け合って生きていこうと気持ちも感じられる。

 人間の心が 生き続けている限り、街も同じように息づいているのである。
 「生活が第一」というキャッチフレーズがあったが、カトマンズの街では
 それが当たり前のことのように行われている。
 貧しい者同士、寄り添って助け合って生きていこうという精神は 
 まだ残っているのである。

 貧しいながらも 夕方近くなると、何とはなしに人の中に入って行き、
 1日の疲れをのんびりと癒すだけの時間も心のゆとりもある。
 人はものの豊かさだけでは 心にゆとりも潤いも与えることは出来ない。
 豊かな生活をしていた人間が 突然お金を失い、自殺を考えるというのは
 物質的な貧しさが 原因というより、ものの豊かさによって誤魔化され、
 気づかなかった心の貧しさ、人間関係の貧しさが 露呈し、孤立、孤独を
 知ってしまうことによる。

 夕闇が迫る路上脇の御茶屋の前にも 人々は集っている。
 世間話に興じている中で どこかで他人とつながっていることを確かめているのである。
 そんな場所が カトマンズのいたるところにある。
 1杯7ルピー(10円)のミルクティーで 人と人とのつながりを確かめ、
 世間話に興じることも出来る街、それがカトマンズだ。
 カトマンズの街は まだ人間の街として生き続けている。

 山の向こうの そして 海の向こうの小さな島国の大都会とは 違うのである。
 山の向こうの そして海の向こうの小さな島国の人たちよ、自慢できるものが
 あるなら、教えてください。
 そして、それが どれだけ あなた方の心を暖めてくれるのかも・・・。


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カトマンズ 街の風景 | 14:09:10 | Trackback(0) | Comments(0)
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