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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

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ブータン布の今昔 野蚕の手紡ぎシルクのキラ ブータンの赤‐09
ブータン布の今昔 野蚕の手紡ぎシルクのキラ ブータンの赤‐09 1
  ブータン   野蚕シルクのキラ メンシィ・マタ        1980年代

ブータン布の今昔 野蚕の手紡ぎシルクのキラ ブータンの赤‐09 2

ブータン布の今昔 野蚕の手紡ぎシルクのキラ ブータンの赤‐09 3

 1980年代後半に織られた野蚕シルクのキラ メンシィ・マタである。
 ブータンの赤を基調にした野蚕シルクのキラ・シリーズは これが最後のものである。
 長々と 記事をご覧頂ありがとうございます。
 次回からは キラを身につける際に締める帯 ケラについて 話を始めます。

 この野蚕シルクのキラで気になるのは 濃い色の桃色である。
 他の糸の染色は 天然材料を使ったものであるようだが、この濃い桃色はどう見ても
 科学染料のようだ。
 この時代頃から、女性用スカーフのラチュー、男性用スカーフ カムニの大半が
 科学染料を使って染めた野蚕のシルク糸に替わっていくようだ。

 金銭を使うことが主になっていく経済の中で、手軽に安く手に入ることへと
 考え方が変わっていったのだろう。

 1980年代後半からは 天然染料を使った染織が激減し、ブータンの染めの魅力は
 半減していく。
 色落ちの凄さは半端ではない。
 他のものと一緒に洗えば、色が移って、大変なことになる。

 1980年代後半以降のブータンの布は 私にとっては魅力のないものになっている。
 布の持つ風合いは感じられなくなっているからだ。

 ブータンだけでなく 世界中が 消費経済の波にもまれ、手作りの世界は どんどん
 失われていくことになるのである。
 それと並行していくように 人間性も疎外されていくようになる。
 人間は どこかで道を誤ったようだ。

 世界中が工業化のなかで 世界汚染を広げ、環境破壊に陥っている。
 必要なものと不必要なものの区別がつかなくなり、ひたすら消費に走る人々の
 姿が 目立つようになる。
 便利さばかりを追求していくことで 環境を生き抜くための人間の基本的な能力は
 どんどん失われていくここ30年の世界の流れである。
 これに歯止めがかかるのだろうか。


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ブータン布の今昔 | 11:29:08 | Trackback(0) | Comments(0)
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