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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

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ブータン布の今昔 ブータンの帯 ケラ‐02
ブータン布の今昔 ブータンの帯 ケラ‐02 1
  ブータン    ブータンの帯 ケラ          19世紀後期 ~ 20世紀初頭

ブータン布の今昔 ブータンの帯 ケラ‐02 2

ブータン布の今昔 ブータンの帯 ケラ‐02 3

 このブータンの帯 ケラも19世紀後期から20世紀初頭にかけて
 織られたものである。
 両面縫い取り織りの技法によって 見事に紋様が織り込まれている。
 地の部分の経横の糸は ブータンの手紡ぎ木綿糸が使われている。

 紋様の織り込みに使われている糸は 特殊なもので 19世紀の後半に織られた
 片面縫い取り織りの紋様にのみ使われている糸で、どうも外国から入ってきたものの
 ようだ。
 素材は木綿であるが、ブータンの手紡ぎ木綿糸ではない。
 中国からやってきたのか、イギリスを通してやってきたものなのか定かでない。
 王族への贈り物として 捧げられたものなのかもしれない。

 この時代の紋様のパタンの力強さ、多様性には驚いてしまう。
 織り手の技量は 素晴らしいものがある。
 この帯は 身分の高い王族や裕福な人々のために織られたものに違いない。
 この時代には クシュタラなどのキラは 身分の高い人だけが 着ることを
 許されたものだったからだ。

 19世紀後期から20世紀中期あたりまでに 見事に織り込まれたケラは
 集中している。


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ブータン布の今昔 | 13:07:08 | Trackback(0) | Comments(0)
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