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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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バンコク 闇に向かって
バンコク 闇に向かって 1

バンコク 闇に向かって 2

バンコク 闇に向かって 3

バンコク 闇に向かって 4

バンコク 闇に向かって 5

バンコク 闇に向かって 6

バンコク 闇に向かって 7

 夕方、マンションの屋上に上り、夕日を見ることにした。
 今日は 朝から陽が射しており、暑い一日だった。
 天気も 比較的良かったので バンコクの西の果てに沈む夕日が はっきりと
 見えるかと思ったら、雨期特有の雲の合間に姿を見せているだけだった。

 24階建てのマンションの屋上から うす紅色に染まっていく西の空を眺める。
 マンションの屋上を吹き抜ける風が 心地よい。
 大して広い屋上ではないが、ぐるりと一周してみる。
 バンコクの西と北方面には 高い高層ビルディングは少なく、
 東と南方面に高層ビルディンが集中している。
 スクムビット方面とシーロム道路周辺のチャオプラヤ川近辺である。

 スクムビット方面の建設ラッシュは目覚しいものがある。
 その象徴が バンコクで一番高いバイヨク2だ。
 タイ発展のシンボルともなっている。

 たくさんの高層ビルディングが 竹の子のように建ち並んでいるが 
 これらのビルディングを利用したタイ人は タイ全人口の何パーセントなのだろう。
 これらのビルディングだけ見ていても タイの富がバンコクに集中していることがわかる。
 それもシーロム周辺とスクムビット周辺にだけである。
 タイの一般庶民の安価な労働から吸い上げた利益が 高層ビルディングに姿を
 変えているに違いない。
 日本だって同じだが、日本の場合は 労働者の稼ぎ出した利益を海外に持ち出し、
 企業は事業の拡大をしている。
 日本という国は富まず、企業だけが資産を増やしているというおかしな現象がある。
 企業という化け物が 吸血鬼のように労働者の地と汗で生み出したものを
 奪い取っているのだ。

 バンコクの高層ビルディングを見ながら、本当にこんなものが人々の役に
 立っているのか そんな思いにも駆られる。
 現代のピラミッド、ヨーロッパの王宮のようなものだ。
 成功した企業のシンボルのようなものだ。力の象徴なのだ。

 国王の建てた王宮や宗教施設は 国王の顔が見えていて、生活がのっぴきならなく
 なれば、民衆の手で国王を処刑することも出来たが、企業という王宮の中では 
 国王に位置するものの顔を眺めることは出来ない。
 本当の権力者は表に出てこないからだ。
 なんとややこしい世の中になったものだろう。
 世界がここまで複雑になると 一般庶民も 知恵の働かせようもない。

 そんなことを思っているうちに あたりはだんだんと 闇に包まれ始め、
 建ち並ぶビルディング群に明かりが灯り始めてきた。
 20年前には想像もしていなかったようなバンコクの夜景である。
 一見 豪華に見えながら、人間的な温かみのないただの器でしかない
 巨大ビルディングである。

 人間から人間性や人間の生き生きと共生する力を奪い取ることによって、
 成立した現代の無味乾燥とした大企業の王宮群だ。
 こんなものが 進歩・発展だと騙され続けてきたのだ。
 こんなものは 人間の幸福のためには 何一つ役に立っていないを
 知らなくてはならない。


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バンコク ある風景 | 17:07:24 | Trackback(0) | Comments(0)
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