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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

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ブータン布の今昔 ブータン庶民の木綿のキラ‐08
ブータン布の今昔 ブータン庶民の木綿のキラ‐08 1
   ブータン  木綿のキラ          20世紀中期 ~ 1970年代

ブータン布の今昔 ブータン庶民の木綿のキラ‐08 2

ブータン布の今昔 ブータン庶民の木綿のキラ‐08 3

 20世紀中期から1970年頃までに織られた木綿のキラであるが、経糸に
 野蚕のシルク糸も多く使われている。
 縦縞のえんじ色に近い茶色部分には野蚕のシルク糸が使われている。
 紋様の織り込みに使われている糸も野蚕のシルク糸である。

 両脇にある縦縞は ブータンの虹色を意識して織られている。
 ちょっと素朴で魅力的なキラである。
 日常身につけるには もったいないぐらいお洒落な色の組み合わせだ。

 この時代の世情を象徴するように 使われている素材は ブータンの野蚕のシルク糸と
 インドからの工業糸が使われている。
 染めも 天然染料と化学染料の両方が使われている。 
 しかし、中央部分に使われている糸は 天然染料で染められているせいか、
 落ち着いた雰囲気のキラに織りあがっている。

 私の好む木綿のキラは この時代までのものである。
 この時代以降のキラには 化学染料で染められた工業糸、その糸も木綿だけでなく、
 レーヨンも使われるようになる。
 色も派手派手しいものになり、落ち着いた色合いではなくなっていく。

 ブータンの人々も 色のはっきりしたものを好むように変わっていくのである。
 時代の流れは 止めることは出来ない。
 面倒な手紡ぎ、天然染色の世界が だんだんと失われ、効率的に織ることに
 心の置き方も変わってくるのである。

 ブータン旅行が一般的になってきたのは 1990年以降である。
 その時代には ブータン国内には 古い布は流出しており、旅行者の目にする
 ブータン染織は 工業糸、化学染料を使ったものばかりになっていたはずである。



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ブータン布の今昔 | 01:44:06 | Trackback(0) | Comments(0)
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