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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
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ブータン布の今昔 ブータン庶民の木綿のキラ‐06
ブータン布の今昔 ブータン庶民の木綿のキラ‐06 1
  ブータン   キラ  木綿 アイカプール       1970年代

ブータン布の今昔 ブータン庶民の木綿のキラ‐06 2

ブータン布の今昔 ブータン庶民の木綿のキラ‐06 3

 ついでにもう一つ 前々回、前回で紹介した同じような色合い、織りの木綿のキラを
 紹介しよう。
 そうすれば、少し、ブータンの織物の歴史的な流れもわかるかもしれない。

 この木綿のキラは 1970年前後におられたキラのように思われる。
 ブータンは 第二次世界大戦以後、イギリスから独立したインドの影響を強く
 受けるようになる。
 それによって インドから多種多様の染織素材が 入り込んでくることになる。
 化学染料、木綿の工業糸、アクリル、ポリエステルなどの糸も多く入り込んでくる。

 この木綿のキラも そうした流れに影響を受けている。
 紫などの糸の染めもインドからの化学染料で染められたものだろうか。
 地に使われている糸も工業糸のようだ。
 縦縞の中で 紋様を織り込む部分には 手紡ぎの木綿糸や野蚕のシルク糸が
 使われている。
 使われている糸も 化学染料で染められたものと天然染料で染められたものが
 混在しているようだが、まだまだ、天然染料による染めの風合いが感じられる。

 1970年前後は ブータンの染織技術が 頂点を極めた時期なのかもしれない。
 王族や富裕層がこぞって 高価なキラを身につけるようになり、そのために織りの
 技術が格段に進歩しているのがわかる。

 しかし、その分、手紡ぎ糸、天然染料を使った染めが衰退していく時期でもあった。
 多くの色の染料、均一な太さの工業糸は 精緻な紋様を発展させている。
 ブータン人の色彩感覚にも大きな変化をもたらした。

 素朴な織物から繊細な織物への分岐点が1970年代にはあったようだ。
 私はどちらかというと やはり1970年より前のブータンの布の方が好きである。
 布が ブータンのゆったりとした時間の流れや、無理のない落ち着いた生活を
 感じさせてくれるからである。


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ブータン布の今昔 | 18:13:08 | Trackback(0) | Comments(0)
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