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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

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ブータン布の今昔 仕舞い込んでいたチャクスイ・パンケップ‐03
ブータン布の今昔 仕舞い込んでいたチャクスイ・パンケップ‐03 1
  ブータン   チャクスイ・パンケップ    20世紀初頭 ~ 20世紀中期

ブータン布の今昔 仕舞い込んでいたチャクスイ・パンケップ‐03 2

ブータン布の今昔 仕舞い込んでいたチャクスイ・パンケップ‐03 3

ブータン布の今昔 仕舞い込んでいたチャクスイ・パンケップ‐03 4

ブータン布の今昔 仕舞い込んでいたチャクスイ・パンケップ‐03 5

 ブータンの布 このチャクスイ・パンケップには 両面縫い取り織りという技法が
 使われている。いわゆる紋織りである。
 この技法は ラオスでもよく使われている。
 この技法は ラオスやブータンで主に使われ、中国やインドでは さほど盛んに
 使われていない。

 今回のチャクスイ・パンケップも20世紀初頭から中期に織られたものである。
 これも存在感を感じさせる布である。
 地には ブータンの手紡ぎ木綿は使われ、紋様部分には 藍で染められた手紡ぎの
 木綿糸と貝殻虫から取り出した染料 ラックを使って、えんじ色に染められた
 手紡ぎの野蚕のシルク糸が使われている。
 藍色とえんじが織り成す紋様は 力強く、この時代のブータンの人々のおおらかさを
 感じさせてくれる。

 図面など用いず、自分のイメージをそのまま織り込んでいくのだろう。
 それは その家族が 長い間 次世代に伝達しながら、発展し、記憶されていったに
 違いない。

 親から子へ、子から孫へと文化が伝達していくという社会のシステムがなければ、
 成り立たない家族間の伝達である。
 衣食住のすべての面で この伝達の形があったのだろう。
 重要な行事の仕切り方の伝達、そのときに出す料理とその作り方、見につける衣装、
 それは 家族、親族間の重要な文化の伝達だったのだ。

 こうした伝達が意味を成さなくなったときに 家族という集団は 親密度を失っていく。
 家族が歴史を持つためには 三世代が同じ屋根の下で生活することが必須のことである。
 その中で 各家族の個別の文化が蓄積され、強固なつながりが生まれてくるのである。

 こうした家族の形態が失われることで 日本の文化はなんと薄っぺらなものに
 なったのだろう。
 家族というものが 文化の蓄積など出来なくなってしまっている。
 子供は大きくなれば、家から出て行き、家には 年寄り夫婦が残るだけである。
 日本の家族を支えるものは 今 何なのか心配になる。
 みんな ばらばらの価値観の中で生活し、手をつなぎ合うことが難しくなっている。

 こんな中から 豊かな生活の文化が生まれるとは 到底 思えない。
 そんなことを考えるこの頃である。



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ブータン布の今昔 | 20:17:39 | Trackback(0) | Comments(0)
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