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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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バンコク マンションの屋上から見える集落 バーン・クルア‐04
バンコク マンションの屋上から見える集落 バーン・クルア‐04 1

バンコク マンションの屋上から見える集落 バーン・クルア‐04 2

バンコク マンションの屋上から見える集落 バーン・クルア‐04 3

バンコク マンションの屋上から見える集落 バーン・クルア‐04 4

バンコク マンションの屋上から見える集落 バーン・クルア‐04 5

バンコク マンションの屋上から見える集落 バーン・クルア‐04 6

 日課のようにチャム族の住む集落 バーン・クルアへ出掛けていく。
 ちょうど集落の東側にある公園のすぐそばで 一人の老婆が マメ科の紫色の花を
 摘んで籠一杯にしている。
 先日も孫らしき若い娘とともに この花を摘んでいた。
 今日は 目が合ったので 「この花をどうするの」と訊いてみた。
 どんな病気にも効果があり、煮て食べてもいいし、卵と一緒に炒めても美味しいと
 教えてくれる。
 最初は 怖そうな顔をしていたが 話をしているうちに打ち解けてきて 
 笑顔も浮かんできた。
 イスラム教徒のチャム族のおばあさんである。
 そこが自分の家だと指差して教えてくれる。
 訊かなければ、その服装から イスラム教徒であるかどうかわからないのが 
 チャム族の特徴である。

 少し先まで歩いていくと 雑貨屋の店先で サングラスをかけた年配の女性が
 座り込んでいる。
 話しかけると 仏教徒の中国人だと言う。
 こんバーン・クルアの集落に住み始めて60年近くになると言う。
 私が この集落は静かでいいねと言うと
 嬉しそうに この集落ではみんなが知り合いで 何か間違ったことをする若者がいると
 年上の者たちが 注意するし、若者たちも耳を傾けている。
 そして、それぞれの人が、気持ちよく生活するための努力をしていると自慢している。

 又、先へと歩き始めると 年配の女性たちが座り込んで 賑やかにガヤガヤと言葉を
 交わしながら タイ風の氷菓子の材料をきれいにしている。
 東北タイの仏教徒の女たちである。
 何かの木の実のようであるが、皮を剥くと 半透明色の実が出てくる。
 これを薄く切って 氷菓子の中に入れるようだ。
 そばにいる男たちは 見ているだけで、座り込んでいる。

 運河沿いの道から路地に入っていくと 家の入り口に座り込んでいる老婆がいる。
 穏やかな顔つきの老婆である。
 「サワッディ」と声をかけると 笑顔を見せる。
 少し話をしているうちに イスラム教徒のチャム族の女性であることがわかる。
 年齢は74歳である。
 話をしていると、10歳ぐらいの孫がやってくる。
 幸せな老後を送っていることが 穏やかな表情から伝わってくる。

 この集落では老人たちは 孤立していない。誰かしら彼らの周りに入る。
 老人たちも何かしら仕事をしていて、家族の役に立ちたいという気があるようだ。
 身体が動けば、昔風のタイのお菓子を作って、ささやかな商いをしたりもするし、
 孫の世話をしたりもする。
 あまりぼっとしているような老人は見かけない。

 子供、若者、壮年、老年とバランスが取れていて、老人に孤立、孤独を
 感じさせない集落である。
 老人たちが 穏やかで落ち着いた表情をしているのがよい。
 孫や年若い者たちとともにいるというだけで、寂しさを感じることはないだろう。
 家を一歩出れば、そこは 人と人とのつながりが 自然に生まれてくるのである。
 人間の住む共同体が 歴史を持つ、歴史が途切れることなくつながっているという
 ことは こんなことなのだろう。


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バンコク 運河の辺の街 | 11:08:49 | Trackback(0) | Comments(0)
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