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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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東京 展示会の片付け
東京 展示会の片付け 1

東京 展示会の片付け 2

 27日 月曜日に展示会場の片付けのために 御茶ノ水の神田小川町に出かけていく。
 午後4時には赤帽が荷の搬送のためにやってくる。
 展示していたブータン、ラオスの布を1枚ずつ はずしていく。
 布たちの祭り、饗宴も終わってしまった。
 どうにか、次のバンコク、カトマンズ行きの費用は稼ぎ出すことは出来たし、新しい
 カメラも手に入れることが出来た。

 古い布は大して売れなかったが、値段の安い木綿のストール、半額セールの洋服で
 どうにか売り上げを伸ばすことが出来た。
 次のことは まだ決まっていない。
 ブータンの布を展示したのは20年ぶりのことだった。
 今回展示できたものは 私のブータン布の中の10分の1程度である。
 ブータンの女性用民族衣装 キラの正式の衣装 クシュタラ、ノシェム、野蚕のキラ
 メンシィ・マタ、アイカプール、ルンセルマ、そしてキラのための帯ケラ、
 身分の高い人が来たときに広げるチャクスイ・パンケップなどを時代順に並べれば、
 ブータンの布の変遷、歴史が分かるくらいの収集品があるが、これらの収集品を一堂に
 展示する機会や場所がほしいと思う。
 思いと現実の厳しさは なかなか思い通りにはいかない。
 今回の展示会は 何か出発点になってくれればと思っているが、どうなることやら。

 28日 火曜日には 先日 展示会にやってきてくれた文化学園服飾博物館の学芸員の
 方のほうから、赤を基調にしたアジアの民族服やショール類がほしいということだったので 
 文化学園服飾博物館のある新宿副都心へと都営新宿線で出かけていく。
 新宿の南口方面に出かけていくのは10年以上のことだ。
 地下鉄の出口から地上に出ると まったく自分のいる場所が分からず、通り行く人に
 博物館の場所と方向を聞かなければ、わからないくらいに田舎人のようになっている。

 教えてもらった道を歩き続けていくと 高いビルの中に博物館はあった。
 午後1時の約束だったが、早めに着いてしまったので 博物館の前にある植え込みを
 囲む石段に座り込み、時間が来るのを待っていると 警備員がやってきて 
 「ここに座り込まれては困る」と言う。
 公共の広場の中である。
 「向こうの喫茶店の前に椅子が並べてあるから、そっちでコーヒーでも飲みながら、
 時間が来るまで待っていてくれ。」と言われる。
 警備員としては マニュアルどおりにやっているのだろうが、人に迷惑をかけない限り
 公共的広場の一角に座り込むのは自由なはずである。
 博物館の前に座られると 見た目が悪いと思ったのだろうか。

 今の日本、こんな場所にも 悪しき管理社会の影響が現れている。
 見た目はきれいだが、よそよそしく人間がゆったり生活する場所にはなっていないのである。
 自由でのびのびした社会がだんだん気づかないうちに失われていっているのだ。
 人々がのびのびと自由に心を広げて生活するために 町をきれいに整備していくのではなく、
 整備し見た目がきれいになることで、それに人間を合わせようとしていくのである。
 これでは 人間のための人間らしい社会が生まれるはずもない。
 ネパールやタイで生活する自分にとっては 居心地が悪い。
 ネパールやタイでは ある程度人に迷惑をかけないというのが 社会生活の基本であるが 
 日本では見た目という外からの押し付けの価値観が要求される。
 これでは人間がおかしくなるのもうなずける。

 約束の時間になり、博物館の中に入り 来訪を告げ、受付に学芸員の方にきてもらい、
 今回 持ってきた布を見てもらい、今後どういう布がほしいかという相手の要望に
 ついて話し合う。
 布好きの人と話していると話は尽きず、2時間ばかりお邪魔をしてしまった。
 ここでも何か次のステップが始まればと思う。

 馴染みのなくなった西新宿を再び散策使用という気も湧いてこず、さっさと地下鉄に
 乗り、部屋に帰ってきた。


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展示会 | 11:37:14 | Trackback(0) | Comments(6)
コメント
ひかるサンのおっしゃるのはごもっとも。本当に住みにくくなる一方の日本です。
国民が人間らしく生活出来る日本になる事はいつの事やら、、、
とりあえずエキセビションお疲れさまでした。
2009-04-29 水 21:30:15 | URL | kinuko [編集]
花壇の周りを囲んでいる石の上に座っているだけで
注意を受けるなどと予想もしませんでした。
草木を痛めるわけでもなく、ただ座ってるだけで。

ただいるだけでも 規制されるというおかしな世の中です。
一歩部屋の外に出ると、分からないうちに管理されているのですね。

こんなとき、ネパールやタイが恋しくなります。
誰も満足していないのに 声すら上げることのない世の中、
息苦しくなっていくようです。
2009-04-29 水 22:45:41 | URL | ひかるの [編集]
オリンピックの試合に臨む緊張感を表した整序正しい行進振りと試合後の開放感を現したバラけ行進の対比演出と云う<一つの型>が現れると、人は慣れによる拍手を贈って熱狂する。可笑しなものです。寛ぎの為の公園である筈なのに、其処に管理員が配置されると、管理の眼が微に入り細に入り、公園はオブジェの様な即物性を見せるだけの存在を晒すのみ。目的を失った形骸化の権化の沙汰です。その一方で、公園の噴水に水遊びをする幼児の姿は、可笑しな事に、猛暑を現わす公認の情景と為る。無駄の中に存するゆとりの存在意義すら、理解出来ない即物的人間社会ですが・・・
 どんなに恰好よく、磨かれた都市空間であっても、自由の利かない空間であっては、所詮、それは綺麗過ぎて冷たい檻装置でしかありませんね。そんな中で、自由・環境・エコ・地球環境を声高に吹聴しても、底の浅い偽善・欺瞞の沙汰でしょう。目的を思考の中心に置く事を忘れてしまった管理社会にがんじがらめの現代日本人は、管理社会の態の好い家畜集団に埋没してしまいました。もの言わぬ固まるだけの集団に、テクニックとマニュアルだけが、幅を利かせる。
 ひかるさんの仰る通り、五感・六感を失った動物は、人間を含めて家畜でしかありませんね。・・・ついつい、長く為ってしまいました。御免なさい。
2009-05-02 土 09:42:06 | URL | アガタ・リョウ [編集]
ネパールやタイと比べて、身の処し方があまりに違う日本ですから、
カトマンズやバンコクよりも 一歩外へ出ると気を使うことが多くて、
まるで異国人のような気持ちになります。

人間の生き生きした生活のために 街が整備され、こぎれいになっていくのではなく、人間に豊かさの幻想を与え、発展という言葉で 上手に
管理していくというのが 日本の経済成長の真の姿です。

戦後頑張って働いてきた日本人に還元されているものが こんな公共的な場であったり、見た目のいい使いもしない公共施設で合ったりするのですね。

生気を抜かれ、怒りを忘れ、人間ロボットのようになり、耐えられなくなると、突然凶暴性を発揮してしまう社会、あるいは自殺に向かう社会、
豚インフルエンザよりもはるかに命の危険に曝されていることに
気がつかない。

政治家も企業の経営者も国民も こんな日本でいいと思っているのでしょうか。
変な愛国主義ばかりを謳って、人間の生活を蔑ろにしていけば、
本当に国を愛する人など生まれるはずはありません。
2009-05-02 土 13:00:41 | URL | ひかるの [編集]
花壇を囲んでいる石に座っているだけで注意される日本、確かに変な国に
なってしまっているんですね。何でもマニュアル通りにすればいいと。
人間らしく生きるってどういうことなのか、最近考えることが多くなりました。
とりあえずの資金が出来てよかったですね。
2009-05-02 土 14:18:01 | URL | machan [編集]
おかしな世の中です。
草薙つよし君の公園での裸事件も同じ延長線上にあるように
思えます。

こんなつまらないことが 大げさに取り上げられてしまう世の中、
真夜中の3時の公園で 裸になって騒いでいた。
昔なら、ちょっと注意しておしまいでしょう。
ジャニーズの四人組みの中では 1番まじめそうに見える彼、
無理していたのかな、自分を無理して装っていたのかなと
思う優しさの失われた社会です。

皆で自分の首を締め付けあい、行きづらい世の中をつくっているような
気もします。

融通性のない社会のなかで、人はどんどん生気を失っていくように
思います。

どうにか 何ヶ月かは バンコク、カトマンズでの生活が出来そうです。
その後のことは又 考える必要があります。
この繰り返しですね。
2009-05-02 土 15:23:26 | URL | ひかるの [編集]
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