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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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東京から 三つの水辺のほとり
東京から 三つの水辺のほとり 1

東京から 三つの水辺のほとり 2

東京から 三つの水辺のほとり 3

東京から 三つの水辺のほとり 4

東京から 三つの水辺のほとり 5

東京から 三つの水辺のほとり 6

 近頃、気がついたことがある。
 1年を切り分けるように 東京、バンコク、カトマンズと生活するようになって
 随分長くなるのだが、それぞれの街の中で、どういうわけか、水とのかかわりが深い
 場所に住み着いている。
 東京であれば、居候している場所のすぐ近くに 横十間川という運河の近くだし、
 バンコクで住んでいるアパートのすぐ裏側には 今なおバンコク市民の水上交通として
 生き続けているセンセーブ運河がある。
 カトマンズでは 借りている部屋の近くを 聖なる川 バグマティ川が流れている。
 別に川や運河の近くを意識して 部屋を借りたわけでもない。
 気がついてみたら、そこに川や運河があって かかわりが生まれてきたのである。

 バンコクのセンセーブ運河やカトマンズのバグマティ川の近くには、水とともに
 生活する多くの人々が住み、川や運河に対する人々の思い入れの深さを感じることが
 出来る。

 バンコクでは 運河は つい5,60年前までは 生活や交通の中心であり、
 人々は運河の水を使って洗濯などの洗い物をしたり、水浴びをしたりしていたし、
 暑いバンコクの気候の中では 子供たちの大切な遊び場でもあった。
 陸の交通よりも船を使っての移動の方がはるかに便利だったのだ。

 カトマンズでは バグマティ川は聖なる川であり、火葬の後に その死者の遺骨を
 川に流すという重要な役割を持っていた。
 私は初めて カトマンズを訪れた25年ほど前には、バグマティ川の川辺で
 泳ぎまわる子供たちをよく見かけたものだ。
 今では人口増加の中で、多量の汚水がバグマティ川に流れ込み、川の水も黒く濁り、
 生活用水としての役割は失い、水を汲み上げ、近くの農地の農業用水として利用して
 いるぐらいのものである。
 しかし、バグマティ川の岸辺近くでは地下水が湧きやすく、掘った井戸の水や湧き水を
 利用して カトマンズの市民たちが洗濯に励んでいる姿をよく見かける。

 バンコクの運河もカトマンズの川も バンコク庶民、カトマンズ庶民の生活を
 眺めるには格好の場所であり、バンコクやカトマンズの庶民たちの生活の匂いに
 触れることが出来る。
 その庶民たちの生き生きした生活の姿は 私に活力を与えてくるというのも
 本当である。

 ただ 東京の運河は年々遊歩道や親水公園なども整備され、水も澄んできているが、
 生活の匂いがしない。
 平日をいえば、中高年者が 健康のために散歩しているだけで、
 東京の運河の辺には、豊かなコミュニケーション(井戸端会議のような)がない。
 散歩していても 何か空々しいのである。
 人間の喜怒哀楽が感じられないのである。
 皆それぞれ 好き勝手に散歩をしているだけで、人間がいてもつながりがなく、
 ちょっと声をかけるということが出来る雰囲気ではない。
 それは 私の思い過ごしだろうか。

 バンコクやカトマンズでは いつもずうずうしく声をかけて、話をするのであるが
 どうも東京では そういう体勢が取れないのである。
 バンコクやカトマンズにいる自分が普通なのか、東京にいる自分がおかしいのかと
 不思議な気持ちになってしまう。
 実際 東京では 何か目的がはっきりしていない限り、人に声をかけ、
 人とかかわりを持つというのは大変難しい。
 見知らぬもの同士が 路上で会話を始めるというのは なかなか出来ることではない。
 同じ日本に生まれ、同じ言葉を持っていても、人と人の距離は遠い。



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徒然なるままに | 10:46:03 | Trackback(0) | Comments(0)
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