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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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バンコク プラカノン運河の寺院‐02 ワット・マハブット
バンコク パラカノン運河の寺院‐02 ワット・マハブット 1

バンコク パラカノン運河の寺院‐02 ワット・マハブット 2

バンコク パラカノン運河の寺院‐02 ワット・マハブット 3

バンコク パラカノン運河の寺院‐02 ワット・マハブット 4

 午後3時 バンコクの暑さも 頂点に達している。
 汗が流れ出てきて 着ていたTシャツも汗まみれ、
 持っていたタオルもぐっしょりだ。
 
 ワット・タイからプラカノン運河沿いの次の寺院を目指す。
 このあたりでは目立つ大きなマンション、賃貸しか分譲かわからないが、
 そのマンションを通り過ぎていくと いつごろ建てたものなのかわからないが、
 20年前にはよく見かけた 崩れかかったような食堂が何軒か並んでいる。
 食堂の裏手にある密集した集落の人々相手の食堂らしい。

 そのあたりを過ぎると 寺院へと入っていく参道のような路地がある。
 寺院の入り口まで百メートル近くにわたって みやげ物屋のような店が多く立ち並んでいる。
 先のワット・タイとは明らかに違っており、参拝者の数も多い。
 寺院の前にある案内板を読むと ワット・マハブットと書かれており、
 現在のラッタナコウシン王朝の前、アユタヤ王朝時代に建てられた寺院だ。
 今から、250年近く前 一人の僧侶が寺院を開き、それが現在の規模になったようだ。

 参拝者も多く、寄進も充分にあるせいか、火葬場もその他の建物も ワット・タイに
 比べると 一段と豪華で規模も大きい。
 この寺院、ご利益が大きいのか 一大観光地化しているようだ。

 寺院の裏手に行ってみると ここにもタイの仏教建築ではよくお目にかかる太鼓を
 備え付けた豪華な塔が建てられており、その塔を囲むように 白いチャディと呼ばれる
 仏塔が並んでいる。
 その仏塔には 死者の写真が貼り付けられていた。

 ここの写真を撮っていると 24,5歳のタイ人の若者が 母親らしい女性と一緒に
 通りかかる。
 「写真をとって、どうするの」と訊くので 「日本人に見せる」と応えると
 「日本人なの」と驚いた表情を見せる。
 この頃は 日に焼けて 顔の色も黒くなり、日本人に見えないこともあるらしい。

 連れの母親らしい女性が 高い塔の周りにある白い塔 チャディについて 説明して
 くれる。
 話によれば、この寺院にこうしたチャディを造るには 50万バーツの寄進が必要で
 あり、チャディの中には 死者の遺骨も納められていると言う。
 貧しいものなど 遺骨の一部は 一旦 家の中に置き、時期が来れば、川に流すのが
 普通であるが、どうも金持ちの方が 死者に対する未練が大きいようだ。
 この白いチャディを建て、寺院に寄進することで 大きなタンブン(徳を積む)を
 することになり、より良い来世が用意されるというタイの仏教思想からくるもの
 らしいが、どうも私の感覚とは相容れない。
 生きている間も不平等に苦しみ、死ぬときにも不平等がある。
 平等ということは 富めるものも貧しいものもともに死を迎えることである。

 タンブンの一番大きなものは 寺を建てることであり、寺や僧侶に対する寄進を
 多くすれば、大きなタンブンを得ることが出来、それが来世の地位や身分に影響を
 与えるというのでは これはどう見ても平等とはかけ離れており、貧しいものは
 タンブンの量が少なく、再び、貧しいものに生まれつくことになる。

 私などは 死ねば 遺骨を海でも川でもいいから、撒いてくれればそれで充分だ。
 死んでしまえば、何も残す必要はない。
 白いチャディを見ながら、人間の持つエゴの現われだろ思い、人間の業の深さを
 感じるだけだった。
 寺もこうした人間のエゴ、業の深さを利用して、上手に商売をしている。
 これは日本も同じである。


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バンコクの運河 | 00:47:55 | Trackback(0) | Comments(0)
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