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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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インド バスの旅‐02 インド編
 インドの旅でもよくバスを利用した。
 インドはイギリスの植民地であったことから、鉄道も発達している。
 しかし、特別な急行列車を除けば、列車のスピードが遅い上に、駅での停車時間も
 長く、平均時速50キロ以下というのもざらだった。
 列車の旅ならのんびりしていいだろうということになるが 昔から過剰人口を抱えて
 いるインドのこと、列車の中の過密も半端なものではない。
 ACファースト、ACセカンドクラスならともかく、セカンドクラスの三段ベッドの
 寝台車などは 昼間は 誰でも乗り込んできて ぎゅうぎゅう詰めになる。
 普通列車でも乗り込もうなら、殺人的な状況になる。

 バスでも同じことで ローカルバスなど乗ろうものなら、バスの中はすし詰め状態で
 屋根の上に座り込んで目的地に行くなどということもあった。
 これにインドの気候の暑さが加わると、もう地獄の有様になる。

 25年前に真夏の砂漠地方 ラジャスタンでの旅をしたときがそうだった。
 ラジャスタンのナゴールという小さな町からマハラジャの城があるビカネールまでの
 7,8時間のバスの旅は凄かった。
 朝9時頃 バス乗り場に行くときには 太陽の陽射しも容赦なく照りつけ、気温は
 40度近くまで上がり、バスの屋根の上に荷物を載せるにも バスの屋根への鉄製の
 はしごが焼けていて 握ることにも難儀した。

 座る席は確保したが、砂漠の荒野を走るうちに気温はうなぎのぼり、バスの窓という
 窓は閉め切り、バスの中はサウナのようになってしまっているが、窓を開ければ、
 室内の気温よりも暑い熱風が入り込んでくるのだ。
 全くの耐久レースのようなものだった。

 しかし、インドのバスの旅が過酷なものばかりだとは限らない。
 外国人観光客の目玉である観光地デリー、アグラ、ジャイプールのゴールデン・
 トライアングルと呼ばれる三つの場所を結ぶ路線には 当時インドでは珍しい
 冷房バスが運行していた。
 高速道路らしき道を走るせいか、なかなかスピードも出た。
 途中の中継地点では 小奇麗なドライブインにも停まり、食事も出来た。
 私が良く利用したのは ピンクシティ ラジャスタンの州都で有名なジャイプールから
 ニューデリーまでの路線だった。
 6,7時間の夜の旅だったが、ビデオテレビも設置されており、それでインド映画を
 見ていると退屈することもなかった。
 インドのことだから、途中で冷房が壊れ、窓を開けて走るということもあったが、
 20年以上前のインドの旅にしては おおむね快適なバスの旅だった。

 地獄の沙汰も金次第という言葉は インドの旅のためにある言葉かと思われるほど、
 インドではお金しだいで快適な旅を手に入れることも出来た。
 どこでもというわけではなかったが、都市周辺ではそうだったが、田舎へ行けば、
 やはり苛酷な旅は 相変わらずだった。

 体力のある時代にインドのバス旅行が出来たことは 強烈ではあったが 
 忘れがたい想い出にはなっている。
 今の若者たちも 快適な旅ばかりを求めるのでなく、自分に挑戦するような旅を作ることも
 長い人生の中では役に立つのではと思う。
 ローカルなバスの旅では 外国人は自分ひとりということもよくあるし、そういうときには
 自分と向き合う機会にも恵まれるし、アジアの人々とも触れ合う機会にもなる。
 五感を拓き、第六感を養うには もってこいである。
 空気が読めない、感働きが出来ない今の若い人には 自己開発の旅にもなるはずである。

 ざらざらとした触感のある旅、動物が嗅覚を働かせるような緊張感のある旅、
 こんな旅の形は 自分の人生に 忘れがたい足跡を残してくれるものである。


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エピソード | 14:09:33 | Trackback(0) | Comments(0)
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