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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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バンコク サファン・プット(仏陀橋)の上から
バンコク サファン・プット(仏陀橋)の上から 1

バンコク サファン・プット(仏陀橋)の上から 2

バンコク サファン・プット(仏陀橋)の上から 3

バンコク サファン・プット(仏陀橋)の上から 4

バンコク サファン・プット(仏陀橋)の上から 5

バンコク サファン・プット(仏陀橋)の上から 6

 今日は 午前中に洗濯を済ませ、重い腰を上げて 外に出掛けることにした。
 日は照っているが、陽射しはそれほど強くはない。

 チャオプラヤ川方面に行くか、プラカノン運河方面に行くか 迷ったが、
 ラーマ1世道路に出たところで、プラカノン方面行きの48番のバスが来れば、
 プラカノン運河へ、待つようだったら、道路を渡った国立競技前(サナン・キラ)の
 前のバス停から73番のバスに乗って、チャオプラヤ川の辺に行くことに決めた。

 ラーマ1世道路に出て、プラカノン方面に向かうバス停の前にやって来ると
 いつも果物を買う東北タイのカラシンから出稼ぎにやってきている果物売りがいる。
 兄弟3人で交替に荷車を引いて 果物を売り歩いている。
 2ヶ月前は 兄妹で行商していたが、新しく弟が加わったようだ。
 田舎からやってきたばかりの弟は つい最近 仕事を求めてバンコクにやってきた
 らしいが、この不況の折、なかなか仕事は見つからないようだ。
 今日は仕事探しに行っていると言う。

 そんなことを話していて、後ろを振り向くと、ピンク色の48番のバスが 
 駆け抜けていった。
 今日は チャオプラヤ行きに決まりだ。
 48番のバスは 本数が少なく、次にやってくるまでには 時間がかかる。

 道路の向こう側に渡り、すぐにやってきた73番のバスに乗り、
 チャオプラヤ川の架かる橋 サファン・プットに向かう。

 バスが終点のサファン・プットに着いた途端に 大粒の雨が空から落ちてくる。
 雨を避けて、屋根のあるチャオプラヤ川を走る水上バス乗り場へ逃げ込む。
 陽が射しているところもあるから、どうもにわか雨のようだ。
 サファン・プットの橋のすぐ近くにあるこの水上バス乗り場で チャオプラヤ川を
 行きかう船を名が寝る。
 橋と川面の間に 対岸のトンブリ地区の寺院が覗いている。

 雨が止み、再び陽が射し始めたので サファン・プットの橋の上に上ってみる。
 いつもながらの茶色に濁った水を湛えて チャオプラヤ川が 悠々と流れている。
 この川の上を行きかう船を眺めていると 自分が今バンコクにいることを感じる。
 川の背景になっている空は すっかり雨期模様の空である。

 橋を降りようと歩き始めると 向こう側から 中学生の集団がやってくる。
 中学生になったばかりの新中学1年生のようだ。
 バンコクでは 5月18日から新学期が始まっている。

 橋を降りて少し歩くと バンコク最大の野菜市場 パク・クロン市場がある。
 そのあたりを うろうろと動き回っていると 雲行きが怪しくなってきた。
 新種の大きなライチ(リチー)をキロ50バーツで買い、
 73番のバスの始発の停留所へと向かった。

 バスを待ち、やってきたバスに乗り込むと激しい雨が降り始めた。
 昨日とほぼ同じ時間帯の午後4時である。
 バスは出発し、水のあふれる道路を走り抜けていく。
 わいわいがやがやといいながら 女子学生たちが乗り込んでくる。
 女子学生が騒がしいのは 世界共通のようだ。

 激しい雨の中の込み合った道路を バスは1時間ばかり走り、
 MBKセンターに着く頃には 雨はすっかり止んでいた。



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バンコク風情 | 23:16:13 | Trackback(0) | Comments(0)
ブータン布の今昔 ブータン庶民の木綿のキラ‐03
ブータン布の今昔 ブータン庶民の木綿のキラ‐03 1
  ブータン   キラ   木綿             20世紀初頭 ~ 中期

ブータン布の今昔 ブータン庶民の木綿のキラ‐03 2

ブータン布の今昔 ブータン庶民の木綿のキラ‐03 3

ブータン布の今昔 ブータン庶民の木綿のキラ‐03 4

 これも縞柄のブータンの木綿のキラである。
 20世紀初頭から中期にかけて織られたもののようだ。
 糸は 経糸も横糸も ブータンの手紡ぎの木綿糸である。
 赤、黒、青、白の色を使っての縞模様になっている。
 青は藍染めであることはわかるが、赤は アカネやラックで染めることは出来るが
 あまりに色が強いから 化学染料かもしれない。
 黒は 色の重ね合わせで 天然染料で染めることも出来るだろう。

 この木綿のキラ、あまり身につけないうちに ねずみに齧られてしまったようである。
 ネパールに住んでいてもそうだが、布にとって ねずみは 大敵だ。
 私もカトマンズの1階に 布を仕舞っておいて、布を齧られ、かなりの損害を出した
 ことがある。
 もう一つの大敵は 紙魚(シミ)である。
 ブータンの布は 織り上げたものは 米糊でごわごわになっている。
 布をねらってというより、この米糊を好んで、布を食べるのである。
 洗って、糊を流せば、問題はない。

 ブータンの人々は 赤が好きである。
 天然染料に カイガラムシのラックや茜を使って、赤に染める。
 赤をおめでたい色と考えているせいなのだろうか。
 東南アジアでも、インドでも 衣装に赤を用いることが多い。

 ブータンにおいては それだけではないようだ。
 やはり、基本的には 赤が好きなのだろう。
 それにしても このキラの赤は 天然染料か 化学染料か 
 気になるところである。

 ブータンでは 布を織るのに 腰機が使われる。
 織られる布の幅は 50cm前後であることが多い。
 細かい紋様を織り込むブータンの布では、50cmの幅というのが
 限界なの間も知れない。


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ブータン布の今昔 | 22:54:17 | Trackback(0) | Comments(0)
バンコク マンションの屋上から見える集落 バーン・クルア‐06
バンコク マンションの屋上から見える集落 バーン・クルア‐06 1

バンコク マンションの屋上から見える集落 バーン・クルア‐06 2

バンコク マンションの屋上から見える集落 バーン・クルア‐06 3

バンコク マンションの屋上から見える集落 バーン・クルア‐06 4

バンコク マンションの屋上から見える集落 バーン・クルア‐06 5

バンコク マンションの屋上から見える集落 バーン・クルア‐06 6

バンコク マンションの屋上から見える集落 バーン・クルア‐06 7

 今日は 昼ご飯用の惣菜を買いに チャム族の住む集落 バーン・クルアへ出掛けた。
 今日は すっかり晴れ上がり、地面に浸みた雨水が どんどん蒸発しているようで
 やたら、蒸し暑く、ただ歩いているだけで汗が 吹き出してくる。
 運河沿いの陽の当たる道をどんどん集落の果てに向かって歩き続ける。

 集落の西の端には 小さな広場がある。
 その広場から集落の中へと入っていく細い路地に入り込み、今度は来たに向かって
 歩き続けていくと 集落の北の端に到達する。
 そこが目的の総菜屋が集まる区域である。
 昼飯時や夕飯時には、ここに集落の人々は集まってくる。
 運河沿いにも 総菜屋は散在しているが、ここのようにまとまって集まってはいない。

 集落の中の商いは 最初は運河沿いに発達したのだろうが、市場に近いこの場所の方が
 今は集落の中の商いの中心になっているようだ。
 商いといっても小さな商いで 日常生活の中で使うこまごまとした日用品の商いと
 惣菜などを扱う屋台などである。

 この集落のこの北の端にある惣菜を売る屋台の集まる場所は 集落の人々の交流の
 場所でもある。
 みんなが安く食べることが出来るように 値段も安い。
 集落の外にある総菜屋の屋台では、惣菜を持ち帰りようにビニールの袋に入れて
 もらうと 大体が20バーツであるが、ここでは15バーツである。

 私も昼飯用に 惣菜を3種類 買ってきた。
 筍(たけのこ)のスープ、鶏のひき肉を混ぜ合わせた揚げ物3個、そして煮卵3個
 合わせて45バーツである。
 ご飯は家で炊くから、必要はない。
 ぱさぱさのタイのご飯はお断りである。
 スーパーに行けば、北タイのチェンライ産の日本米が 1キロ50バーツで手に入る。
 一人暮らしであれば、余程食べたいものがない限り、こうした総菜屋で惣菜を買って
 部屋で食べるのが1番である。
 私もすっかりタイ風になってしまったようだ。

 下町のような雰囲気のあるバーン・クルアの集落、気さくで心の置けない場所だ。
 集落に住む人相手の商売だから、値段をごまかすこともないし、いい加減なものも
 売っていない。

 こんな雰囲気の中に身を置くと ほっとするところがある。
 どこか同じ世界に共生しているという気もしてくるのである。
 こちらもぎりぎりの生活をしているし、ここにやってくる集落の人々も
 豊かでない当たり前の庶民である。

 サイアム・スクウェアーあたりに行くと 自分の貧しさが目立つようになってしまった
 バンコクの中では この集落は 心に安心を与えてくれる。
 お金はあるに越したことはないけれど、だけど お金がすべてではないと。



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バンコク 運河の辺の街 | 13:40:58 | Trackback(0) | Comments(0)
ブータン布の今昔 ブータン庶民の木綿のキラ‐02
ブータン布の今昔 ブータン庶民の木綿のキラ‐02 1
  ブータン キラ              20世紀初頭 ~ 中期

ブータン布の今昔 ブータン庶民の木綿のキラ‐02 2

ブータン布の今昔 ブータン庶民の木綿のキラ‐02 3

 ブータンの普段着のキラは 縞柄で織られることが多い。
 このキラもそんな縦縞のキラである。
 20世紀初頭から中期頃に織られたキラで ブータンの手紡ぎの木綿糸を使って
 織られている。
 使われている糸の色は 白、薄い橙、黄色、青、これで縞柄を織り上げている。
 黄色の糸は 手紡ぎの野蚕のシルク糸である。
 橙色は茜かラック、青は藍、黄色はウコンで染め上げられているようだ。

 興味深いことは 縦縞の黄色分は 縦糸にウコンによって染められた野蚕のシルク糸が
 用いられていることだ。
 これはどういうことかと考えてみる。
 織り上げられたブータンのキラは かなり厚めの布である。
 それを横にして、身体に巻きつけるように身につける。
 布全体が 厚地で硬いため、どうしても上下の動きに制限がある。
 縞柄の一部に 野蚕のシルク糸を入れることで 身につけたときの動きをスムーズに
 する役割があるのではと思う。
 野蚕のシルク糸で織られた部分は 木綿糸で織られた部分よりも早く柔らかくなる。
 日常で身につける衣装であることから、そんな工夫がされているのではと思えてくる。

 野蚕の手紡ぎのシルク糸で織られたキラが、通気性、保温性、柔らかさ、丈夫さで
 優れているが、簡単に野蚕のシルク糸を手に入れるのは 難しい。
 そんなところから生まれてきた知恵かもしれない。

 百年近く経つと、余分な色も取れ、味わい、風合いも増して来るようだ。
 手紡ぎ糸、天然染料を使った染めが 風合いを増す手助けをしているのだろう。

 この世の中に同じものは 一つもないという手作りの価値、そんな価値を充分に
 感じさせてくれるブータンの染織世界である。


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ブータン布の今昔 | 11:24:38 | Trackback(0) | Comments(0)