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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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バンコク バンコク生活は始まったが…。
バンコク バンコク生活は始まったが…。 1

バンコク バンコク生活は始まったが…。 2

バンコク バンコク生活は始まったが…。 3

 アパートの部屋に着いて、再びバンコクでの生活が始まった。
 アパートに到着して、郵便受けを見て、電気、インターネット、電話代の請求書の
 チェックをすると、電気代の請求書が支払われないまま、放り込んである。
 バンコクを離れる前に 受付の事務の人間に お金を預けて置いたにどうした
 ことだろうと 受付にいた人間に尋ねてみると、3ヶ月前に新しく入った管理会社を
 止め、それと同時に 管理会社から派遣されていた事務の人間もいなくなったらしい。

 タイでは電気の支払いが滞ると 電力公社ですぐさま電気を止めると耳にしていた。
 もしかしたら、部屋の電気を止められているのではと思い、受付に居る人間に
 ろうそくを借りて、恐る恐る部屋に上がっていく。
 冷蔵庫の中に入れておいたものは腐り、大変なことになっているだろうと思い、
 部屋に入り、電気をつけると 電気がつく。
 床の上には 5月13日までに支払いをするように書かれた電力公社の書類がある。
 助かったという思いで一杯である。
 バンコクにやってくるのが1週間遅れたら大変なことになっていたはずだ。

 3ヶ月前に マンションの管理委員会との間で何か問題があり、13年勤めた事務の
 支配人の女性が 辞めて以来 マンションの運営がおかしなことになっている。

 このマンションには 管理委員会と管理組合という組織がある。
 管理委員会の委員は マンションの住民は管理組合に属し、委員はその中から
 選挙で選ばれる。
 管理委員会の委員長と支配人資格の二人は 有力者の中から選ばれる。
 タイで有力者といえば、軍隊の上層部か警察の上層部の人間である。
 私が このマンションに入ったときは 委員長は 軍関係の人間、支配人資格の人間は
 警察上層部の人間だった。
 バンコクの人間は 何か問題が起これば、軍、警察にコネのある人間を置いておけば、
 何かについて 都合がよいと考えている。

 一時期 警察官である支配人資格の人間に問題があり、みんなして彼を降ろしたが、
 今度は委員長として 再び返り咲いている。
 権威ばかり振り回す事務能力も 調整能力もない人間で、彼が返り咲いた頃から、
 マンション運営はおかしくなりだしている。
 残っている事務員も 出来るだけ責任を持たされる仕事や面倒な仕事は避けるタイプの
 人間ばかりになっている。
 さっさと辞めてほしいという人間ばかりが残っているのである。
 事務所で電気、電話の支払いを今までは 替わってやっていてくれたが、
 これからはやらないという。
 こんなことから 起こった今回の災難である。

 管理会社から派遣された事務員が 預かったお金を持ち逃げしたにも係わらず、
 管理委員会は その請求を管理会社に使用とはしない。
 残っている管理委員会が雇った事務員も同様である。
 私の損害は500バーツで大した額ではないが、それでも腹立たしい。
 タイでは 何かが起こっても 皆 責任逃ればかりをするので問題は
 解決の方向には 向かわない。

 電気代は2ヶ月前に銀行振り込みにしたが、振込みはすぐには始まらず、
 少なくとも振込みが始まるまで 2,3ヶ月かかると言う。
 電力公社は タイの休日と祝日のために土日月と3日間休みである。

 払えるところは払おうと 大型スーパーのロータスの中にある電話代支払い場所で
 インターネット代、電話代を振り込みにいく。

 途中の道程には バンコク都庁の生活援助のための安いぶっ掛けご飯の屋台がある。
 お腹も空いていたので 2種類のおかずを載せてもらって 20バーツである。
 普通にバンコクの生活が軌道に乗っていくには まだまだ時間がかかりそうである。



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徒然なるままに | 20:40:28 | Trackback(0) | Comments(0)
ブータン布の今昔 百年前の布‐04
ブータン布の今昔 百年前の布‐04 1
 横 130cm x 縦 260cm     19世紀   キラ クシュタラ

ブータン布の今昔 百年前の布‐04 2

ブータン布の今昔 百年前の布‐04 3

ブータン布の今昔 百年前の布‐04 4

ブータン布の今昔 百年前の布‐04 5

ブータン布の今昔 百年前の布‐04 6

 このブータンの女性用民族衣装のキラ クシュタラは 20年以上前、カトマンズで
 手に入れたものだ。
 もう着るには耐えないぐらいにぼろぼろになっていたが、布に織り込まれている紋様が
 今まで見たキラの紋様と比べて、異質なものであったことから、買うことにしたので
 ある。
 そのままの状態では ますます痛んでばらばらになってしまうと思い、バザールに行き、
 同じ大きさの布を買い、補強のために裏打ちをした。

 こんな幾何学的な紋様のキラは 後にも先にも見たことがない。
 紋様のパターンを見ていると 東ブータン周辺で織られ、縫われた貫頭衣 キシュンの
 紋様と似ているので 同じ民族によって織られたものかもしれない。
 19世紀後期、いや それ以前に織られたものかもしれない。
 地は 経糸も横糸も手紡ぎのブータン木綿で織られている。
 紋様部分の糸は ブータンの野蚕の紡ぎのシルク糸が使われ、カイガラムシのラック、 
 藍によって染められている。

 ブータンの布といっても ブータンには様々の民族が生活しており、どの民族、
 どの部族の織物なのかは 行ってみないことにはわからない。
 今風のキラを織る民族、チャクスイ・パンケップやケラを織る民族、毛織物のヤタを
 織る民族、キラの中でも野蚕の手紡ぎ糸から織られるルンセルマ、アイカプール、
 メンシィ・マータを織る民族もそれぞれ別の民族であり、異なった文化を持った
 民族なのかもしれない。

 すっかり痛み、汚れてしまっている百年以上前のキラ クシュタラであるが、強烈に
 惹きつけるものがある。
 この図柄を見ていると この民族の幾何学的な能力の高さが 窺いしれる。
 まるで イスラム教徒を思い起こさせるような幾何学模様である。

 こんな図柄のキラ クシュタラは この25年間 これ1枚で 
 その後は眼にすることはなかった。
 華やかな他の紋様・図柄のキラの発達の中で 消え去っていったのだろうか。

 このキラの原点を探るには 貫頭衣 キシュンを織った民族を追跡する必要が
 あるのかもしれない。
 女性の祈祷師が特別に着るための衣装だったのかもしれない。

 アジアは布の宝庫である。
 特に東南アジア、国境を接する中国の雲南省、そしてビルマ・インド国境周辺、
 マニプル、ナガランド、アッサム、アルナチャル、ブータンの布文化は どこかで
 つながりあっている。

 それらの布は 土着の宗教とも大きく係わり、アニミズムなどともかかわりがある。
 悪霊を追い払うために織られた布、祈祷師が身につける布と ただ着飾るために
 織られた布とは 異質のものだ。
 だから、布の訴える力が強いのである。
 人間の精神生活や精神文化と直結しているから、人々の目をひきつけるのである。

 今はアジアの各地が観光地化して、布文化もお金を得るためのものに変わってきている。
 手織り布のだから、素晴らしいのでなく、布が民族の精神生活、精神文化と密着して
 いるから 素晴らしい織物が生まれるのであるが、そうした布は年々失われていく
 一方だ。

 そして、世界中を 底の浅い大量生産の商品が凌駕し、人間の心の叫びには眼を
 向けなくなっている。
 安定した精神生活がない限り、心に訴えかけてくる布など生まれようがないのである。



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ブータン布の今昔 | 13:58:07 | Trackback(0) | Comments(0)