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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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東京 いよいよ 明日はバンコクへ
東京 いよいよ 明日はバンコクへ 1

東京 いよいよ 明日はバンコクへ 2

東京 いよいよ 明日はバンコクへ 3

 1ヵ月半の滞在予定も終わりを迎え、明日はいよいよバンコクだ。
 航空会社は アメリカからやってくるユナイテッド航空、バンコクで面倒なことに
 ならなければと気にかかる。

 しかし、今回のメキシコから発した新型インフルエンザが それほど世界で大きく
 取り上げるほどのものなのかは疑問もある。
 メキシコでは 現在死者数が44人、国境を接するアメリカでは 感染者数は増大し、
 感染者数は896人 死者は今のところ 2人にとどまっている。
 世界では24カ国 2400人あまりだ。
 感染防止に努めるのは当然のことだが、マスコミも人々の不安を掻き立てるような
 大げさな報道はやめて、もっと冷静に報道するように努めるべきである。
 今の時点で 冷静に判断してどの程度の危険があるのか、冷静に判断して、不安を
 与えるような報道のやり方は改めるべきである。
 死者数からいえば、この連休中に交通事故で亡くなった人の数のほうが余程多い。

 こんなことを気にしていたら、バンコク、そしてネパールのカトマンズなど行けた
 ものではない。
 あの環境汚染の激しいカトマンズ、電気も水も不足しているカトマンズでは 簡単には
 健康管理も難しいし、あの埃とゴミと排気ガス、そして保証のない水、そんな中では
 ひたすら抵抗力を高めるだけである。
 とにかく 様々な病気の巣のような場所なのである。
 私がカトマンズ入りをしようと思っている6月中旬は雨期に入り、多くの病原菌の
 活躍時期なのである。
 そんな時期にカトマンズで生活しようと思えば、自分の身体の持つ抵抗力と体力だけが
 頼りの世界である。

 日本にいると どこもかしこも清潔すぎて、抵抗力や免疫力をどこでつけていくのかと
 気にかかる。
 何事に付けても大げさな報道に明け暮れる日本のマスコミは視聴者の不安を掻き立てるだけで
 正しい冷静な情報を与えてくれなくなっている。
 この頃では 必要以上にマスコミが騒ぎ立てると、大切な他の出来事を覆い隠すために
 小さな出来事を大きく取り上げているのかと 疑いたくなってしまう。

 出来事を公正・公平に取り上げ、真実の姿を人々に伝えていくという報道の使命が
 どこかに行ってしまっている。
 新聞を購読する読者のために真実を伝えることより 情報操作をして 読者を操ると
 いう姿すら感じてしまう。
 読者はお金を払って 新聞を買っていることをすっかり忘れているのである。
 いい加減な情報を与える新聞なら、何もお金を払って買う必要はないとすら思えてくる。
 つまらない報道をする新聞は 買わないという読者の側の意識も大切である。
 他の商品に対しては 厳しい国民も新聞にはあまりに甘すぎるのではないかとも思う。

 昔は 週刊誌のいい加減な記事を 新聞を通して正すという役割もあったが、
 今では新聞そのものが 週刊誌のように軽いものになっていることには 驚くばかりだ。
 事実を知りたいと思っても マスコミの中から知ることが出来なくなってきてしまって
 いるのである。

 何もかもが一見スムーズに行われているように見える日本、それは見せたいもの、
 見せたくないものをコントロールすることで成り立っているようにも思える。
 日本全体に雲がかかっていて 何かすっきりしない閉塞感があるのだ。

 そんな日本の生活から やっと開放される。
 やらなくてはならない仕事は 探せばいくらでもあるが、
 とにかく明日は 日本脱出だ。


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徒然なるままに | 21:13:34 | Trackback(0) | Comments(0)
ブータン布の今昔 百年前の布‐01
ブータン布の今昔 百年前の布‐01 1
  幅 98cm X 長さ 230cm 19世紀後期から20世紀初頭

ブータン布の今昔 百年前の布‐01 2

ブータン布の今昔 百年前の布‐01 3

ブータン布の今昔 百年前の布‐01 4

ブータン布の今昔 百年前の布‐01 5

ブータン布の今昔 百年前の布‐01 6


 かなり 擦り切れた1枚のチャクスイ・パンケップがある。
 チャクスイ・パンケップというのは 身分の高い人やお坊さんが 家にやってきた際、
 敬意を表すために 敷いたり、壁にかけたりする布であるともいわれているし、
 王族のためのタオルだったとも言われている。
 どっちにしても庶民・平民たちの使う布ではなかったようである。

 この擦り切れて、すっかり柔らかくなっている布を見ると 確かにタオルとしても
 有用であるようにも思われる。
 悼み具合からすると 使用人に何かの褒美として与え、その使用人家族が
 長く使用していたようである。

 この布が織りあがったばかりの時の布の様子について思いを馳せてみる。
 ブータンで取れる綿を手紡ぎで糸にし、その糸が経糸、横糸にして織り上げられている。
 このチャクスイ・パンケップというのは 3枚つなぎの布で 両脇の布には何本かの
 縦縞が入る。
 その縞の部分の糸には 茜で染められた手紡ぎの木綿糸と藍で染められた手紡ぎの
 木綿糸と手紡ぎの野蚕のシルク糸が用いられている。
 又、紋様の織りこみには この2色の木綿糸に加えて、ラックで染められた手紡ぎの
 野蚕のシルク糸が使われている。
 布の中央に当たる部分には 複雑な紋様が織り込まれている。
 その紋様の織りこみのための糸は 野蚕のシルク糸と木綿の糸が用いられ、
 青は藍染め、えんじはラック染め、薄い橙色には茜が使われているようだ。
 色の変化をつけるためか 藍染めと茜を使った染めには 木綿と野蚕のシルク糸が
 使われている。
 黄緑の部分は藍とウコンが使われているようだ。

 この中央部分の織りこみ部分の色は 百年を経ても鮮やかさを保っているというのは
 見事としかいいようがない。
 それもただ仕舞っておいた状態ではなく、使い古された中である。
 穴の空いたところには 別の布でつぎあてもしている。
 余程大切にしていたのだろう。
 その布への想いが布に移っているのか、布自体が随分痛んでいるにもかかわらず、
 その存在感を感じさせるというのは 大したものである。

 この布を見て、何か布の持つ世界観を感じてしまうのは 私だけであろうか。
 単なる思い込みなのだろうか。
 古い布の持つ力、それが失われることなく、息づいている。
 何気なく見てしまえば、ただのぼろ布である。
 しかし、織り手の心は 布の中で生きているのだ。
 こんなぼろぼろの状態でも 捨てられることなく 残っていること、
 底に何か大きなものを感じてしまう。
 それは 我々現代人がすでに失ってしまった大切なものであるような気がしてならない。


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ブータン布の今昔 | 12:57:19 | Trackback(0) | Comments(2)