投稿日:2007-12-20 Thu





ウォンウェンヤイに向かって、歩いているうちに
ふと横の路地に眼を向けると、
なにやら、古めかしい木造の家が建ち並んでいる。
橋から歩いてきたが、こんな雰囲気の路地はなかった。
心が何かに向かって魅かれていくということはあるものだ。
それが出会いということかもしれない。
誘われるようにこの路地の中に入っていく。
1キロばかりのこの通り、すべてが木造の古い家屋なのだ。
美容院、食堂、お菓子や、すべてが時代遅れなのである。
誰かが、いたずらでこの裏町通り、時代遅れの裏町通りを
作り上げたのではとも思えてくる。
映画のロケならわかる。
まるでバンコクの一昔前の世界なのである。
こんなことってあるものではない。
まるで狐に鼻をつままれているようだ。
バンコクの下町、トンブリ地区だからありえるのかもしれない。
この裏町通りには、古くから中国人とイスラム教徒が住んでいるという。
バーン・クルア、ボーベーそしてペチャブリ ソイ7といい、
どういう訳か、イスラム教徒の街に出会ってしまう。
そして、そこには、昔ながらの古いたたずまいが色濃く残っている。
不思議な縁である。
意識してイスラム教徒の街を探しているわけではないのだ。
どうも街が私を呼んでいるように思えてならない。
時代遅れの裏町通りには
時代遅れの優しい人たちが住んでいるのだろうか。
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