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投稿日:2008-09-03 Wed



ブータン 女性用民族衣装 キラ ノシェム
1970年ごろに織られたもの
青色の地は木綿糸、紋様の織りこみは 野生のシルク糸を使用。
片面縫い取り織りの技法は、全く刺繍のように見える。
青色の地の上に織り込まれた数々の多様な紋様、
幅140cm 長さ 250cmの大きさの布に
織り込んでいく作業は、超人的な集中力がなければ、
出来ないものだ。
縦糸にまるで針を使って縫うように紋様を織り込んでいく。
初めて この片面縫い取り織りで織られた紋様の散りばめられたキラを
見た人は、一様に刺繍かと思ってしまう。
しかし、これは織りなのである。
刺繍の技法を取り入れた織物といっていいだろう。
面白いのは、表には紋様はあるが、裏には反転した紋様がないのが
不思議なことである。
これは ブータン独特の技法のように思われる。
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投稿日:2008-08-20 Wed



ブータン 女性用民族衣装 キラ ノシェム
1970年ごろに織られたもの
青色の地は木綿糸、紋様の織りこみは 野生のシルク糸を使用。
片面縫い取り織りの技法は、全く刺繍のように見える。
青色の地の上に織り込まれた数々の多様な紋様、
幅140cm 長さ 250cmの大きさの布に
織り込んでいく作業は、超人的な集中力がなければ、
出来ないものだ。
縫取り織りは、アジアのラオス、ミャンマー、インド、
バングラディッシュの国境付近、そして、ブータンに集中している。
そんなことから、ブータンのひとたちも、
遠い昔に中国からの少数民族の民族移動の際、
ブータンにやってきた少数民族の人たちだったのかもしれない。
織物だけでなく、言語学的な類似点を探れば、この辺も明らかになるだろう。
突然、ブータンのあの素晴らしい織物が生まれたとは考えられないからだ。
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投稿日:2008-07-26 Sat



ブータン 女性用民族衣装 キラ ジャンシェン
1970年ごろに織られたもので、緑の地の上に文様を
織り込んだものをジャンシェンという。
クシュタラやノシェムに比べると 織られることは少ないようだ。
ブータンで織られる片面縫い取り織りで織られるキラの地の色は、
白、青、黒、緑と大体4種類あるようだ。
色によって、身分なり、年齢の違いを表しているのだろうか。
この辺のことはどうか、知りたいものだ。
王室、上層階級、庶民で着る衣装の違いはあるのだろうか。
あっても不思議ではない。
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投稿日:2008-07-26 Sat



ブータン 女性用民族衣装 キラ ノシェム
1970年ごろに織られたもの
1970年以降、ブータン女性の間で流行り始めたノシェム、
どんな国でも女性は、流行には敏感なものだ。
1年もの時間をかけて キラを織り上げる忍耐力は女性のものだ。
男では到底出来るものではない。
家にいることが多い女性という利点はあっても、
織物という行為は、太古の昔から、女性が育んできた力なのだろう。
飽きっぽい男には、やはり出来ないだろう。
このノシェムも、細かい文様がびっしりと織り込まれている。
様々の色の糸を使い、糸がこんがらがったり、混乱することはないかと
心配になる。
熟練の力は大したものだ。
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投稿日:2008-07-21 Mon



ブータン 女性用民族衣装 キラ ノシェム
20世紀中期に織られたもの
ブータンのキラの中には、生糸、天然シルク糸を使って文様を織り込むだけでなく、
毛糸を使って文様を織り込んでいるものも、よく見かける。
1970年以降はアクリルが用いられているが、それ以前のものは、
羊毛が用いられている。
自前で生産できる手紡ぎの天然シルク糸に比べれば、
輸入に頼らざるを得ない工業生産の羊毛糸は、高価なものだったかもしれない。
冬場はかなり冷え込むブータンでは、羊毛を織り込むことは、防寒も役割を
果たしていたのだろうか。
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